京都府のM様
「数百年続く旧家の長男の所へ嫁入りした私は、三人の子供を授かり、仕事熱心で芸術的才能がある主人と仲良く、幸せな充実した家庭生活を送って参りました。
ただ、同じ敷地内に暮らしている主人の父であるおじいさんから私は気に入ってもらえないのに、隣地にいる主人の弟の嫁は、非常に可愛がってもらっていて、折にふれて弟の嫁と比較され、私は内心不愉快な想いを重ねてきました。
主人に私の想いを言っておじいさんのことをけなしてみても始まりませんので、そのことは私の胸におさめて我慢しました。
私は霊能力が強い宗派のあるお寺さんに、毎月通っていた時期がございました。
正神崇敬会のことは霊能者の先生の取次で神様に助けていただいた娘から「お母さん、素晴らしい神様の場が千葉県の柏にありますよ」と聞かされて私は知りました。
子供たちは三人ともしっかり成長して、独立してくれました。
主人が病気で他界したあと、私はとうに90歳を過ぎて、一人で寝たきりでいるおじいさんの所へ、毎日朝夕2回の食事を届けて食べさせて、下の世話もして支えてきたんです。
私がおじいさんのお世話に母屋へ行って、スプーンでごはんを食べさせてあげている時でもおじいさんは私に向って「財産目当てでこの家に入りやがって」と毒舌を吐くんです。このことを私は何十年も言われ続けてきました。
何が辛いかってね、おじいさんのために尽くしているのに、本当に情けない話でした。
でもこの私の悩みは友人に話してみてもグチになるだけですし、誰に話してみても解決のしようがない問題でした。
でも、思い切って私はこのことを先生に相談してみました。
先生は事の次第のお伺いを神様に立てる霊査に入られました。
「Hさん、神様からおじいさんに憑いている魔神の3回のお祓いが必要であると御示しいただきました。おじいさん自身の業の浄めも一緒にお願いするとよろしいですよ」とのお言葉をお聞きして、私はお願いすることに致しました。
宗道先生のお取次ぎでおじいさんの3日間のお祓いをお受けしたところ、本当に不思議なことが起こりました。本当に不思議です。
私の言葉と態度は今まで続けてきたとおりで何一つ変えていないのに、お祓いと魂の浄めの浄霊をいただいたおじいさんの毒舌はピタリと止まりました。3回のお祓いで、私は何十年も続いてきた悩みから解放されました。
今まで私に対して感謝の言葉などほとんど言ったことのなかったおじいさんが、「有難う。M子さんのおかげで助かるよ」と言ってくれるようになりました。
神様と先生のおかげで私は長年の精神的な悩みからお助けいただきました。心から感謝申し上げます」
※ふつうは神様にご相談ないしお願いをされる方がまず先に、自らの心のあり方と態度を改めませんと、合わせ鏡で相手の方も変わってくれません。
これが人間関係の基本真理です。
ではMさんの場合には、Mさんが変わらないのにどうしてこのような奇跡が起こったのでしょうか。
それはMさんが長年おじいさんに対して積み重ねてこられたまごころの態度を、神様が『よく頑張ってこられましたね』とお汲み取り下さって、魔神のお祓いと一緒におじいさんの業想念の神癒、意識の浄化も格別のお計らいでしていただけたからなのでございます。