Q13.「笹本宗道会長が提唱されている、「神々の系図」に出てくる人格神界とはどういう神界なのですか?」
A

「亡くなった人の魂が高い、明るい霊界へ無事に入ることが出来て、魂が浮かばれた状態が成仏されたということになります。

 

反対に低い、暗い幽界に落ちてとどまっている状態が未成仏ということになります。この世とあの世の境目の中幽でふらふらと迷っているのも未成仏の状態です。

 

霊界は、この世に近い方から順番に10段目、9段目、8段目…というように、10段階の階層に分かれています。(幽界も同じように10層の階層構造で構成されています)

 

霊界へ上がられた魂は、その浄らかさと、悟りの深さの度合いによって、それぞれの行くべき世界の波長と波動に感応して、引寄せられて行きます。行くべくして、その世界の霊人となられるのです。

 

たとえば、成仏はできたけれど、お祓い浄霊による浄化が足りなくて生前の三次限の世界への未練や業・因縁がけっこう残っていて、浅い悟りの段階の魂は、霊界の10段目に所属されます。

 

亡くなられた方の魂を、家族や子孫や縁者の方々が神仏にお願いして浄化供養されることにより、神仏の御力をいただいた魂はより高い霊界へと上がることが可能です。

 

また、霊人自らの霊界での悟りの修行がすすんでより高い霊界へと上がられることもございます。

 

霊界の3段目まで上がることが出来た魂は、現世に再生(転生)して改めて魂の修行をされる場合と、霊界での悟りの修行を進めて更に高い霊界へと上がられていくケースとに分かれます。

 

霊界の5段目より上は高級霊界です。

 

高級霊界は神界のすそのと重なっています。

 

つまり、霊界の5段目、4段目、3段目、2段目、1段目は、神界最下層の人格神界ということになるのです。

 

人格神界での魂の修行が達成され、卒業となれば、いよいよ本当の神上り(神界入り)を果たされることになります。

 

以上が、審神者(サニワ)・神通霊能者として活動34年目になる私の見解です」

 

平成27年10月6日

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