東京都・祈願お祓いと浄霊で末期癌が好転し、一切痛み苦しむことなく天寿を全うされる 正神崇敬会(実例67)

東京都のTさんは幼少の頃からずっと、自己否定の念に苛(さいな)まれてきた方です。芯から明るく楽しいと感じられないでいる自分を救ってくれる場はないだろうかと、方々の教団を遍歴してこられました。手かざしで浄霊してくれるというある教団での経歴が長かったようです。
Tさんは生まれつき、霊に対して感受性の高い霊体質の人です。手かざしの霊に対する浄化力はソフトですから、Tさんは充分な救いを受けることが出来ませんでした。逆に他人の悪霊と因縁をつけられてしまった苦しい状態で、かつて正神崇敬会の会員となられました。信仰歴が長いだけに、Tさんは相当程度の宗教的知識は持っておられました。しかし宗教上の知識によって、現実には救われませんでした。

私が神前で高級神霊に祈願お祓いと浄霊の取次を始めますと、あえて招霊を行わなくても来訪者の平均三割に霊動が顕れます。中には霊の囁(ささや)きが聞こえてくるという方がおられます。憑依している霊が出てきて、被術者の口を借りて話を始めることもしばしばあります。

Tさんは霊動に加えて霊言の出てくるタイプの人です。私が祈願お祓いと浄化にとりかかりますと、人間によって穢され落とされてしまった眷族霊が出てきます。人間のために精一杯貢献してきた末の苦しい状態を訴えることがあります。強い魔神が出て来たこともありました。これらの霊は、私の祈願お祓いと浄霊の取次を通して高級神霊による浄化を速やかにいただき、神界へ上がられます。
高次限の神々に救済された諸霊は、Tさんの口を使って厚い感謝の意を幾重にも表明されます。浄霊する度にTさんの両腕は頭上を越えて高々と上がり、手の先端から浄まった霊が抜けてゆくのでありました。
Tさんの霊的浄化の段階はたいへんすすんでおりますが、現在Tさんは正神界からの厳格な神計りにあっています。魔に打ち勝つための心行を命じられた状態にあります。きっと試練を克服してくれることと思います。

さて、本題へ入ります。昭和63年5月22日にTさんは、母方の伯母さんのことを神様に願い出られました。伯母Sさんは末期の直腸癌でした。入院先の医師からあと1ヶ月の命と診断されたとの由です。高齢のSさんがそもそも入院するきっかけとなったのは、転んで骨折したからです。そして入院して初めて癌が発見されたのでした。
Sさんは明治生まれの気丈な方です。痛くて苦しいのをずっと我慢していたために癌は進行し、発見が遅れてしまいました。家庭内の悩み事も多く、長年にわたって苦労されてきた末のお姿です。Tさんのお母さんは入院しているSさんの妹です。Sさんに付添って厚いお世話をされているそうです。
「せめて、苦しまずに楽に逝ってくれればいいのですが。どうか神様に祈願お祓いと浄霊をお願いして下さい。よろしくお願い致します」との言。

私はなんとかしてあげたいと無心に神界へ祈願お祓いと浄霊を取次ぎ致しました。三種類の祈願お祓いと浄霊を計三回程5月中に正神界の神々様に取次ぎ奉りましたところ、衰弱して食事もできず点滴だけがたよりだったSさんはみるみるうちに体力を回復されました。
神界より格別の御守護をいただき、Sさんの癌の病巣はたいへんに小さくなって、入院の必要がなくなってしまわれました。以後相当の期間をSさんは元気に過ごされ、一切痛み苦しむことなう天寿を全うされたのでした。

神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用

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