ご依頼 Y様(千葉県)
神取次 審神者 会長笹本宗道
20代前半の女性Yさんが令和2年4月23日、霊障の相談で正神崇敬会へお見えになりました。
「私は去年の10月頃から左耳の耳鳴りがあります。
キーンと高い音がしています。
目をつぶると二人の男の人の眉、目、鼻が見えます。
最近体にいろんな症状が出てきました。
目が下がってくる。
胸がぞわぞわ(ざわざわ)する。
不眠になり、寝ている間に体の中にあるものを強く払おうとすると、全身が痙攣して体が硬直してしまいます。
頭を使おうとしても集中できず、人との会話中、何を相手が話しているのかわからなくなってしまいます。
体をぶつけていないのに、あざや内出血が出来ます。
元々小さい頃から気をうけとりやすかったり、何か見えたりはしないのですが、気配を感じたりします。
去年主人と結婚したのですが、何の不幸もなく幸せなはずなのに、気持ちがどよんとして、いつか幸せでなくなってしまうんじゃないか、離れていってしまわないか、不安になってしまいます。
自分の中に何があるのか教えていただきたく思います。
本日はよろしくお願いいたします」
「Yさん、左脚が貧乏ゆすりしていますね」
「はい、一週間止まりません」
「そうですか」
「目がかすんだり、ここ二日ぐらいは不眠です。
頭の中でネガティブな声が聞こえて眠れなくなっています。
昨日は5時間ぐらいかけて自分で払おうとしたら、右脚から頭まで何かがはい上がってきました。
体が硬直して起き上がったり、叫び声をあげたりしました。
お祓いの動画を見て、お経、数珠を持って追い払おうとしました。
あと、実家の母のベッドで寝ると症状がきつくなります。
去年の10月以前に、元々何か体の中にあるなと感じていました。
耳鳴りはありました。
去年の10月になって、その症状が出てきました。
私は去年の5月に結婚しました。
10月にハワイへ行って、主人とケンカしてしまいまして。
私が大きな声を上げて、お互いに大声を出してしまいまして。
自分の中の何かが出てきて、自分の意志とは違う変なモノが出たり、上を向いて白目をむいたり、変になりました。
「自分の意志とは違う力」に体を動かされました。
元々私は持続して物事をするのが得意ではなく、そういうのを直したいです。
人と会話していて、気をもらってすごく疲れてしまうので、そういうのを治したいなと思ってきました」
「Yさんの実家に神棚とか仏壇はありますか」
「ないです。
母は敏感で、スピリチュアルに興味を持っています。
母は霊的なことで困っていません。
興味がある範囲です。
お父さんは去年心臓の病気をしました。
私が小四の時に両親が離婚して、母方の祖父母の家に行って、母と私と弟が一緒に暮らしてきました。
おじいちゃんとおばあちゃんは元気です。
おじいちゃんはお酒が好きで糖尿が少しあります。
おばあちゃんもおじいちゃんの焼酎を水で薄めて飲んでいます。
おじいちゃんはテレビを見ながら朝から飲んでいます。
うちも白いトイプードルを飼っていて、そちらの写真とそっくりでびっくりしました」
「ワンちゃんは何才ですか」
「5才になります。
おじいちゃんは80代ですが、元々体が丈夫で肝臓の数値とかは異常ないです。
左脚の貧乏ゆすりはここ1週間ぐらいのことです。
ハワイから帰ってから私は主人が「一緒にいて楽しくないんじゃないか」と気にしています。
「そんなの気にするな」と言ってくれますが。
二ヶ月に1回ぐらいはケンカをするところではないのにケンカになりました。
「何でケンカになるのか?」
夫が最初に怒って、私が感情的になって、「何で泣くんだよ」という形になります。
普段でも感情的になって泣いちゃって、「何で泣くんだ。感情的にならないでちゃんと話をするんだ」と言われます」
「旦那さんの仕事は何をされていますか」
「病院で薬剤師さんをやっています」
「旦那さんと話していても貧乏ゆすりをしていますか」
「ここ一週間ぐらいしていて「何でゆれるの?」と皆に笑われています。
この症状が出ていてここ二日実家に帰っています。
それ以前も一週間に1回か二週間に1回実家に帰っていました」
「Yさんの事情は分かりました。
それでは只今から神様の取次に入ります」
お祓い浄霊(除霊)が始まると、Yさんの首がくねくねと動き出しました。
ゆらゆらくねくねとろくろっ首のように首がぐんぐん延びていきました。
その長さは首長族の中で一番長い女性とちょうど同じ位の長さでした。
終盤は髪をふり乱し、激しく首をくねらせる霊動に変わりました。
Yさんの霊動はお祓い浄霊(除霊)の終了と同時に止まりました。
「Yさんは霊に敏感な霊体質があります。
外国系魔神と外国系邪霊の憑依妨害があり、そのお祓いを神様にしていただきました。
魔神の方は強くてしつこいですから、神様にお願いして浄化いただくだけではなくて、神様に心を込めて神詞をお唱えして御霊磨きされるとよろしいです」
「分かりました。実行します。
私はよくなって何か人の役に立つ活動をしたいと思っています」
「それは偉いですねYさん」
素直で心根の優しいYさんは、来訪時の苦しい表情から明るい表情へ変化が見られました。
笑顔で終了の挨拶をされました。
二ヶ月後の6月25日にYさんが二回目のお祓い浄霊(除霊)に参られました。
「その後どうですか」
「いろんなことがいい方に変わりました」
「貧乏ゆすりはどうですか」
「貧乏ゆすりもなくなってありがとうございます」
「二ヶ月前に初めてこちらでお世話になって、その日から目に見える景色や光の明るさなど、色んなものが鮮やかに見えるようになりました。
感謝致します」
「お顔の様子が違いますね。
目が明るくいきいきしています」
「はい、ありがとうございます。
前回あった肩が回る、脚が自分の意志とは関係なく動く症状がなくなりました。
精神が落ち込む事も前回より少しづつ少なくなり、安定する日や笑顔が増えました。
今現在も目を閉じると何ものかの顔の輪郭がみえ、寝る時など呼吸が吐ききれない症状、肩のしびれや胸の間の痛みや皮膚の赤い湿疹などがまだ続いております。
寝ている時に息を深く吐こうとすると、上に何かが上がってきてのどのあたりで止まり、また下に戻っていく症状などがあります。
実は私は仕事を始めたんです」
「どんな仕事ですか」
「近くの老人ホームのパートで働き始めました。
来月からは週4、5回出て普通に働くようにします。
すごく素敵な尊敬できる上司との出会いがあり、驚くことばかりで「自分が成長しなければ」と見習っています」
「前向きですね」
「はい、ありがとうございます。
入居者さんたちから「ありがとう」と笑顔で言っていただいて、ありがたく、仕事を離れていても入居者さんたちのことが気になります。
家族みたいな気持ちでしてあげたいという気持ちが出てきました。
いい波長の思いやりの職場に出会えて私の心は激変です。
夫も「神様の所へ行ってよかったね。
僕も行ってみたいな。見るからに違うからビックリだよ」と言っています。
ありがとうございます。
神様の神詞は毎日やっています」
「Yさん、よかったですね。
私もうれしいです」
「はい、ありがとうございます」
この日のお祓いで外国系の邪霊の浄化は完了しました。
しつこい外国系魔神の浄化も一段進みました。
取次終了後、「こちらのプードルを見たいです」と希望したYさんに、ジャスミンをだっこしていただきました。
Yさん宅にももうすぐ6才になる雄の白いプードルのバニラちゃんがいるとことです。
一回のお祓い浄霊(除霊)でYさんの霊障は著しく改善し、運命にもよき変化が現れました。
素直で思いやりまごころの徳分があるYさんに、神様は大きな御守護の証を下さられたのでした。