ご依頼 立松和子様(愛知県名古屋市)
神取次 審神者 会長笹本宗道
本年5月3日に立松さんから遠隔祓い(神霊治療)の願い出がございました。
「先生、わが家の庭にごはんを食べに来る野良猫のキョロなんですが、首から肩にかけて皮膚が赤むけになっています。掻きむしって体液が出ています。
首の皮がめくれてたれ下がっています。弱ってきているのは確かです。
キョロが病んで苦しんでいる姿を見ているとせつなくなります。
穏やかに命果てるお願いは出来ませんか」
「立松さんのお話からすると猫ちゃんはヒゼンダニにやられているようですね」
「はい、以前キョロがごはんを食べている時に液体の薬を首の所にたらしたら少し治まりました」
「痩せていますか」
「ガリガリではありませんが痩せてきています。
今回キョロの首に薬を垂らすのは無理です。
元気なソックスが庭をテリトリーにしていてキョロのことを寄せつけないんです。
病んでいるキョロはごはんが食べられません。
とても警戒していて捕まえるのも無理です。
気の毒すぎて見ていてせつないです」
「立松さん、痒みの苦しみはエンドレスです。
ヒゼンダニは薬を最低2回、できれば3回つけて親虫と卵からかえった幼虫を退治しないと治りません。
難しいお願いです。
キョロが痒みの苦しみ、辛さと戦いながら生命を全うできますよう、苦しみの軽減のお願いと、命果てたならば安らかに成仏できますように身魂のお導きの3ヶ月の集中浄化をお受けになるとよろしいです。
常日頃縁者の皆さんのために頑張っていらっしゃる立松さんが、野良猫ちゃんのために願い出されたお願いですから、本件の奉納は格安にさせていただきます」
「ありがとうございます。
先生、キョロができるだけ毎日ごはんを家に食べに来られるように神様にお願いして下さい。
ご無理を言って申し訳ございません」
「承知致しました」
キョロちゃんの集中浄化のお祓いは8月2日の満願へ向け始まりました。
1ヶ月半が経過して「姿を見せないキョロが死んでしまったのではないでしょうか」と立松さんから電話でお尋ねがございました。
「立松さん、キョロちゃんは生きていますよ。
今日も神様からお祓いしていただきましたよ」
「そうですか。キョロは生きているんですね。
先生、ありがとうございます」
6月28日(日)の夕方、立松さんから息せき切ったキョロちゃんの報告の電話が掛かって参りました。
「先生、不思議なことが起こりました。
キョロが元気な姿で現れたんです!
6月1日に最後に来て、今日ひょっこり現れたんです。
あんなにひどかった首のただれが、首と肩の肉が手術したかのように綺麗にくっついて見違えるようによくなり、びっくりしました。
神様のご守護に先生びっくりしました。
誰かにひろわれて手術をしてもらったごとくです」
「立松さん、神様のご守護のおかげですね」
「先生、私も神様にお願いしていました」
「立松さんの願いが神様に届きましたね」
「キョロは首がただれて、皮がぶらさがって、真っ赤な紅しょうが状態の、見るも無残な姿がよくなりました。
先生と神様のおかげです。
キョロの因縁も祓っていただいたんですよね」
「そうです。
立松さんの優しい愛の心が届きましたね!」
「体にさわろうとすると辛くてハーッとやってさわれなかった子が、まさかよくなるとは」
「今日もキョロのお祓いをしましたよ」
「そうですか。
キョロの残りの8月までのお祓いをよろしくお願いします」
「承知しました」
キョロちゃんの集中浄化が終了した翌日の8月3日、立松さんからファックスのお礼報告が届きました。
「正神崇敬会・手賀神社
笹本宗道先生殿
前略 いつも大変お世話になりまして、誠にありがとうございます。
(中略)
またキョロの3ヶ月の集中祓い誠にありがとうございました。
おかげ様で神様の深い深い御守護をいただきひどかった赤むけ皮膚は、うその様にきれいにくっつき(5センチぐらいの幅で皮膚がむけてぶら下がっていました)、今はすじが残っているだけで、毛もきれいに生えて体調も良くなったのか元気になり日によっては2回も来ます。
大きな道路を渡って100メートルぐらい離れた所から来ます。(偶然見かけました)
私も主人も本当にうれしく思っています。
時にはチョビ、ソックス、キョロ朝ごはんに3匹が鉢合わせになって、喧嘩しない様に諫めながら、時にソックス(オス)とキョロ(オス)は気が合わないので私にしかられながら、お互いキョロキョロとうかがいながら食べていきます。
まだまだ暑さ厳しき日が続きますが、コロナにも気をつけて宗道先生お体大切に、お過ごし下さいませ。
名古屋も東京、東京と言ってはおれないぐらい感染者が増えていますが、私達も気をつけて暮らして行きます。
本当にありがとうございました。 早々
令和2年8月3日 立松和子」