2ヶ月後の10月23日に、長女TさんのことでUさんが正神崇敬会へ相談に来られました。Tさんは3日前に腹痛のため、救急車で病院へ運ばれたそうです。
お腹にガスが溜まっていて癌の疑いがあり、その他の原因としてはイレウス、腸閉塞、腹膜炎等の重症の疑いがあるとの医師のお話で、UさんはTさんをたいへん心配されての来訪だったのです。
お話をお聞きし、以前お見合いとその他の相談でお越しになったTさんの顔を頭に描いた後、私は精神を統一して神界にお伺い奉りました。
お示しにより、Tさんが以前旅行したオーストラリアで憑かれてしまった魔神と邪神の仕業であると判りました。
霊査から続けてこれらの祈願お祓いと浄霊にとりかかりました。正神界の神々様に取次後、「きっと癌ではありません」と、私はUさんにお伝えしました。
それから1ヶ月後の11月30日に、Tさんはすっかり元気になって退院されました。癌の心配はないと、はっきりしたそうです。
Uさんは一時はどうなるのかと気が気ではなかっただけに、正神界の神々様にたいへん感謝されました。正神界の神々様のおかげで邪魔がとれてから、Tさんの稲荷守護神が大いに尽力され、Tさんの肉体の回復を計られた結果のよき出来事だったのです。
高次元神界からのお力をいただくと、私たち一人ひとりについてお守り下さっている守護神様が元気になられますから、より活発に積極的にそのお力を発揮できるようになり、おのずと御守護が違って参るのです。
神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用