ご依頼 M様(滋賀県 30代男性)
神取次 審神者 会長笹本宗道
8月8日、Mさんが霊障の相談で初来訪されました。
手足の多汗症で20年来悩んでこられたMさんは、心療内科、カイロプラクティック、整体、漢方、その他の治療を受けてこられたそうですが、いっこうに改善が見られなかったとのことです。
「もしかしたら手足の多汗症の原因が霊障によるものかも知れない」と助言してくださる方がいて、確かに自分は敏感な体質ですし、思い当たる節があって相談に伺いました。
いくつも体の症状が有る中で一番改善したいものは手足の汗(多汗症)なんです。
異常に汗の量が多くてすべって物が上手く掴めなかったり、相手に不快感を与えるので握手が出来ません。
幼い子供を抱きかかえる時にも「べたべたして気持ち悪いと思われたらどうしよう」と悩んでいます」
「Mさんの症状が出たのはいつからですか」
「中学2年の時からです。
手足の多汗と、反対にだ液が出にくくなりました。
中学2年生でクラスのイジメが長期間続いて発症しました。
それが現在も続いています」
「どうしていじめられることになったのですか」
「順番にいじめがきて、僕のところで止まってそのまま続きました。
1回そこで死にたいなと思ったことがあります。
中学では陸上部に在籍していました。
無視のいじめをされましたが、僕は負けず嫌いで登校は続けました」
「それは偉かったですね」
「いじめは卒業まで続きました。
高校に入ってからはいじめはなくなりました。
20歳の時に学費を稼ぐためにバイトをしていましたが、バイトと勉強に追い込まれて精神面と身体面で不調が現れました。
手足の汗の他にのぼせ、疲れやすいこと、パニック障害(電車に乗れない)、イライラ、胸のつかえ、手のふるえの症状が出ました。
心療内科、カイロプラクティック、整体、漢方薬で治療を受けました。
辛いことをぜんぶ親とか先生に話して楽になり、パニック障害は完治しました。
その後、28歳から現在まで手足の汗、のぼせ、疲れやすい、イライラ、やる気が出ない、上半身のコリ(首、背中、肩)、寝つきが悪いこと、感情が乏しいこと、太れないこと、人の目が気になること、敏感な体質、こわがり、咳が出ること、体調をこわしやすい、将来に希望が持てないの状態でいます。
歯の矯正、気功、足湯、漢方薬で現在なんとか仕事と育児が出来ている状況です。
最近すごく咳をします。4か月前からです。
1才3ヶ月の子供からもらったのもあるかも知れません。
子供は可愛いのですが、自分に余裕がなく、深く可愛いと思えずにいます」
「Mさんは具体的にどういう療法を受けてこられましたか」
「いろいろな病院で見てもらいました。
心療内科には半年ぐらい通いました。
カイロプラクティックは10カ所ぐらい行きました。
足湯は1年ぐらいやっています。
漢方薬は最近やり直して1ヶ月になりますが、高くて効果に疑問があります。
ぜんぶその場ではよいのですが、中々そこから気が改善しません。
「もしかして霊障かも」と歯の矯正の先生から言われてこちらへ来ました」
「Mさんは敏感な体質ですね」
「すごい敏感な体質だと思います」
「Mさんは何人兄弟ですか」
「僕は姉、兄がいて3人兄弟の一番下です。
年がだいぶ離れている姉と兄は体型から何から違って強い方だと思います。
「そうですか。
Mさんは水泳の元金メダリストの鈴木大地とかテニスの錦織圭に似てると言われませんか」
「ちょっと分かんないです」
「そうですか。
睡眠はどうですか」
「寝るのが12時過ぎ、起きおるのが5時半です。
熟睡できずにいます。咳で目が覚めるのが続いています。
仕事は主に事務職をしていますが、残業があるので帰宅時間は遅くなることが多いです。
仕事で頼まれると断れない性格です」
「優しいんですね。
責任感が強いMさんは今は大変でも、協力精神で努力されるのですからそういう方は先へ行って伸びますし、人間関係の経験を重ねて断るべき時の断り方もだんだん上手になられますよ」
奥さんは僕のことをすごく分かってくれていて精神面と生活面で応援してくれるので、奥さんにはすごく感謝しています。
私の実家で両親と二世帯住宅で、両親と私ら夫婦で仲良く助け合ってやっています」
「その点はお幸せですね」
「はい、家族にはすごく助けられています。
もちろん、妻の親御さんにもですが。
1週間位前に左背中から脇腹にかけて痛み、違和感があり、整体と整形外科へ行きました。
どこに原因があるのかは不明で痛み止めを飲んでいます。
そのせいか今は痛みはありません。
ちょっとでも良くなり、楽しく生活していきたいです。
マイナスの悩みとかなくなって、仕事をバリバリして、子供を可愛がって、家庭も大事にしたいです。
僕の体調のために、歯の矯正とか交通費も入れると500万円は使っていると思います。
共働きの奥さんはすごく貯金をするタイプなので助けられています。
僕は社長の秘書をしています。
言葉足らずです。表現力で他の人と比べてすごく悩んでいます」
「テーマごとに紙に書いて練習を重ねると、経験と合致してだんだんと上達されますよ」
「そうですか。だといいんですが。
本日は一番改善したい手足の汗のことを中心によろしくお願いします」
「承知致しました」
神前で、竜神界皇臣神をはじめ正神界の神々から強力なお祓い浄霊(除霊)をお受けになる合掌瞑目しているMさんの顔色が次第に赤みを増やして血色がよくなっていかれました。
Mさんが20年悩んでおられる手足の神経性発汗には、Mさんに憑依している竜神眷族邪神(竜神邪神)の霊障が関わっていることが判明しました。
初回のお祓い浄霊(除霊)でMさんの憑依霊である竜神邪神がおよそ20パーセント浄化の御守護を、神様から賜りました。
「穢れを負って負の働きをする竜神眷族霊による霊障の浄化には5回ぐらいかかりそうです。
Mさんが負のエネルギーを受けやすい憑霊体質の改善には30回ぐらいの浄化が望まれます。
本日のお祓い浄霊(除霊)で、竜神邪神の5分の1浄化、心身の負のエネルギーのお祓い、神気充電、命運の御守護をいただかれました。
優しい、繊細で、緊張症の個性のMさんが、どっしりと腹がすわり強くなるためには、精神のトレーニング、修行が必要です。
神様のお札をご自宅にお祀りし神詞を拝唱して御霊磨きに励まれることです。
神様にお願いして憑依霊をお祓い浄霊(除霊)いただくこと、霊体質の浄化をいただくことと相まって、自助努力の御霊磨きも励まれますとお祓いの効果より上がります。
霊体質の改善にも効果的です。
神様にお願いしてご浄化(浄霊、除霊)受け身だけではなくて、自ら強くなって受けにくくなること。
仮に新たな憑依を受けたとしても、霊体質が改善して自霊浄化力が強くなれば、憑依霊が離脱していくのが早くなります」
「お願いするだけではなくて、自分でも神様に心を合わせて修行して強くなることが大切なんですね」
「そのとおりです」
「分かりました。
状況を見ながら、出来るだけ早期に神様お祀りして修行させていただきたいです。
お祓いいただいて体が熱くなり、軽く楽になりました」とMさんは感想と感謝の言葉を述べられました。
8月24日、Mさんが正神崇敬会へ2回目の霊障のお祓い浄霊(除霊)に参られました。
「ご様子はいかがですか」
「(猛暑日が続く中)ちょっと手汗がちょっと減ったかなという感じです。
相変わらず体が重いというか、しんどい部分があります。
前回お祓い(浄霊、除霊)をやっていただいた後、すごく体が楽でした。
帰りの電車の中でも寝てしまいました。
神様のお札はお社を先に求めてから、この次来る時にお受けする流れでもいいですか」
「いいです。そうしてください」
Mさんは憑依竜神眷霊(邪神)の2回目のお祓い浄霊(除霊)を受けて、この日も2割の浄化を神様から進めていただきました。
手の発汗と体が重い症状の改善平癒祈願、神癒のお祓い、心身の負のエネルギーのお祓い、霊体質の奥の浄化、神気充電、命運の御守護を神様から賜りました。
「お祓い後、目がスッキリして楽になりました。
体もほぐれて楽になりました。
ありがとうございます」との由。
この日もお祓い中にみるみる血色がよくなられたMさんの、20年来悩み続けてきた霊障が、2回目の強力なお祓い浄霊(除霊)で改善が見られたのでした。
8月28日に遠隔祓いで3回目の霊障の浄化(浄霊、除霊)を神様から進めていただいたMさんが、9月7日の4回目には直のお祓い浄霊(除霊)に参られます。
この時に神様のお札をお受けになられるかと思います。
Mさんの更なる改善に向けて、私は神事取次に慎んでお仕えさせて頂く所存でございます。