平成26年5月5日
端午の節句祭講話
「きょうも 良き一日で ありますように」
会長 笹本宗道
正神崇敬会で飼っている九官鳥の二代目ピーコちゃんは、教えていないのに独りでに「キョウハ サイコウダネ、キョウハ サイコウダネ、イマ サイコウダ!」とおしゃべりします。
ピーコちゃんの明るく可愛らしい「キョウハ サイコウダネ」の声を聞くたびに、神様から「日々そういう日にしていくのですよ」と、お悟としいただいているような気がしてなりません。
本日の端午の節句祭は、男子の健やかな成長を神様に祈願感謝奉り、また、皆様お一人おひとりの勇魂を磨き鍛えることに意義を見い出す日でございます。
神前にお集まりの神人の皆様に、私から一つお願いがあるのですが、本日からぜひ皆様に実践していただきたい祈りの言葉がございます。簡単な優しい祈りの言葉です。
それは、「きょうも 良き一日でありますように」と縁者の方々のために祈り、直接でも電話でもメールでもいいですから声をおかけいただき、また自分自身のためにもお祈りしていただきたいということなんです。
お祈りをされる主体の貴方様が、ご自身の心を、端午の節句祭にちなんだ勝負に打ち勝つ勇気と胆力で諌(いさ)めて、周囲の人たちに思いやりまごころの人間尊重を実践いただいて、お互いに心豊かに感謝と喜びを見い出していけるよき一日にしていただきたいのです。
有限の人生とは、一日一日の積み重ね、瞬間瞬間を束ね合わせたその総てです。
「ああ、あの日、あの時にもっと違う言葉と態度であの場にいたら、私の人生は今とは違っていた。こんなはずではなかった」という後悔が少なくなるように、思いやりまごころと敬意を忘れずに、一日一日を真剣に大切に、一寸の光陰を軽んずべからずで、良き一日にすべく、生かさせていただきたいものです。
「キョウハ サイコーダネ、キョウハ サイコーダネ。イマ サイコーダ!!」
『きょうも 良き一日でありますように』
※正神崇敬会の「皆が幸せでありますように」の祈りの言葉の、個別実践版のお祈りが、「きょうも 良き一日でありますように」ということになります。