「守護神の自在なはたらき」

本日は霊能者の笹本宗園初代会長の著書「霊障からの救い」より、守護神の自在なはたらきについての解説を紹介させていただきます。

「守護神の自在なはたらき

人には守護神が付添って守護されることがあります。守護神とは守護霊とは別で、神界から特別に派遣された守護の神霊であります。ある人の霊格が高まって心境が澄んで参りますと、神界のご意向によってその人に守護神が派遣されます。
守護神には、もともと神霊であられた神々、もとは人霊であられたかたで、現界、霊界で修行を積まれて神界入りした方々、自然霊であって修行を積まれて高級眷族となり、さらに向上されて神界入りした方々など、様々な神がありますが、その霊格は非常に高いものであります。
守護神は、高級神界、たとえば天御中主神界、天照神界、月読神界、素盞鳴神界、大国主神界、猿田彦神界等々に属しておられ、これらの大神様に直接お仕えしている主要な方々であります。なかには、大神のご分霊ともいうべき非常に高貴な方々もおいでになられます。これらの神が、神界のご意志によって、人間の側では知らないでも個人につき添って御守護下さるのです。
人を助けるとか、霊を救う仕事にたずさわる人々には、神界の目的に直接に符合しますので、守護神がお越し下さることが多いようです。神霊からもれ承わったところによると、霊格の高い神職の中には十柱以上に及ぶ守護神がおいでになる方々もある由です。
守護神は、その人の霊格によってつかれますから、現実的に高い地位にいるとか、財産が多いからとかいう様な尺度ではかることはできません。それは一致することも、そうでない場合もあります。要はその人の心境、人格の高下に関係するものです。
守護神は霊格の高さと大きな霊的能力をお持ちでありますから、その守護力は非常にすばらしいものです。例えば、本吉嶺山という有名な霊能者が出現されて大変な霊能力を発揮され、数多くの救いをなされましたが、この能力は天空霊神様という守護神の力によるものでありました。本吉嶺山師の霊能を利用しようとして、欲ばったことをお伺いすると、途端に天空霊神様が立ちのかれて狐狸の類が入り、お伺いはトンチンカンになったという笑話もあります。高級神霊は度をこした我欲には加担なさらないのです。
しかし、人のねがう正当な必要というものはよくご存じでありますから、ことさらに願わずとも、先の先まで見越してその人のためになるよう配慮され、生活、職業、精神面のこと一切について、万全の措置をとって下さるものです。
私どもが正しい神の心を心として生きようと努めるとき、神界のご裁量で有力な守護神が必ず派遣され、守護されるものです。
私の守護神様は、現在天空霊神様を含め六柱の神々がお越し下され、日夜大きな御守護を頂いております。まことに勿体ないことと痛感しています」

2013年8月8日 木曜日
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