「道」という題の正神崇敬会の教えを紹介させていただきます(笹本宗道著・幸福の源泉より)。
「道
有限な物質世界に生命として生れ出でたる魂の悉(ことごと)くが、それぞれに果たすべき使命あり。人間の本質とは豊かな情動と崇高なる精神の奥に働ける魂、即ち神からいただいた分御霊(わけみたま)であり、愛そのものである。御親(みおや)たる神は人間の心ある努力に下向してお働き下さり、霊的向上の練度に応じやがて意識の端々(すみずみ)にまで鮮やかに現われ出(いず)るのである。御心に目覚め、円満なバランス意識の上に愛を実践してゆくことが誠の修行である。
人間は労働という社会活動によって互いの存在を確立しているが、利己主義を捨て聖なる愛の意識の下(もと)、心を込めての労働でなければならない。美と喜びと善に満ち溢れた世界を地球上に創造すべく生きることなり。」