ご依頼 S様(埼玉県)
A様( 〃 )
神取次 審神者 会長笹本宗道
本年1月31日にSさんから遠隔の祈願、お祓い浄霊の相談が入りました。
「会長にお願いして治まっていたストーカーの件です。
娘の7年前のストーカー被害はずっと治まっていましたが、大学ノートの切れはしに、
「覚えていますか 僕のことを。中学と高校で同級生だったXです」と書いた手紙が家のポストに入っていたんです。
いま主人とも相談して「ポストに鍵をかけたり防犯カメラをつけようか」と思っています。
精神的におかしな子(男)ですので、とても不安です。
ポストに入っていたのは、大学ノートを破いてぐじゃぐじゃの紙に、一行づつ(きっちりと)改行して書いてあるのが不気味です。
手紙の文面をファックスで送りました。
正神崇敬会・手賀神社 会長 笹本様
「2017.1.27
Aさんへ。
お久しぶりです。Xです。
僕のことを覚えていますか?
Aさんとは〇〇中学と△△高校で一緒でしたね。
僕は学生時代からずっとAさんのことが気になっていました。
僕はAさんの事が大好きです。
友達から仲良くなりたいです。
もし良かったら名刺を入れておくので連絡ください。
僕の住所を教えておくので手紙をくれるとうれしいです。
Aさんの連絡先を教えてもらいたいです。
宜しくお願いします。
K・X
僕の住所 〇〇〇〇
電話番号 △△△△」
追伸 比較的、Aが冷静にしてくれていることが、せめてもの救いです。
よろしくお取り計いお願い申し上げます」
「Aさん、X君の心身のお祓い浄霊を神様から7回していただいた後、プライドを傷付けないように優しく、やんわりお断りする手紙を出す方向で、恨まれないようにして、諦めてもらう努力をすると良いです」
「そうですか。では会長、7回のお祓いをよろしくお願い致します。
日曜日にAと二人で個人祓いのお時間を取って、伺いますのでお願いします」
Sさんの依頼により、1月31日から2月8日までの間に7回神界へ取次奉るX君の心身のお祓い浄霊と、Aさんへの執着の念の浄化、業の浄め、魔神祓いを私は開始致しました。
4回目の2月5日に、正神崇敬会の神前に母SさんとAさんが個人の時間を予約して参られました。
「日々、御守護のお導きを賜り誠にありがとうございます。
(私は)健康に過ごす事が出来ておりますが、先週日曜日にありましたX君の手紙の件で、ビクビクしながら生活しているところもあり、気持ちここにあらずという事もありました。
今回の事は、今まで避けてきた問題でもありますので、解決し、前に進みたいです。
X君は昔からおかしな男子で、同じクラスになったことはありませんが、文系の選択科目では一緒だったと思います。
彼は高校を中退しています。
私が大学時代に、私の名前でネット上で勝手に登録されて、家に専門学校の資料が大量に送られてきました。
以前私はフェイスブックをしていたのですが、私の名前でいくつも友達申請をされたので全部ブロックしてフェイスブックはやめました。
その頃、3ヶ月周期で家に電話が掛かってきて、会長にお祓い(除霊・浄霊)をお願いして、7年余り止まっていたのですが。
避けては通れない何かがあるのでしょうか。
前回は大学卒業のときで就職活動と重なっていて、今回は仕事の切り換え時で、またこの問題が出てきました。
以前はつけられたり、待ち伏せされて恐い思いをしました。
私が今回の2度目のストーカーの件を親しい先輩に話したところ、先輩の友人が精神疾患(情緒不安定)のX君のフェイスブックを見つけてくれました。
そこには、「嫌いなやつから来るのは気にくわないから、ブッ殺してやる」と出ていたそうです。
X君が危険な人である事をつきとめていただきました。
ここ2回、家の近くで待ち伏せしている不審な自転車の男の姿を見ました。
私が忘れかけていた不安は、前のときほど大きくはありませんが、困っているこの問題の解決をお願いします。
それと別件なんですが、スイミングに通っている84才のおばが、好感が持てる男性がいるからと紹介してくださいました。
その方は医療関係の仕事をされています。
先週の土曜日に1度メールでやりとりをしました。
その後はメールが全く来ません。(止まっています)
私は1度メールをしたので相手からの連絡待ちでいいと思うのですが、母は「もう1度あなたから連絡を入れた方がいい」と言います。
どうしたものでしょうか?」
「分かりました。それでは本日のAさんの願い出を、神様にお願い致します」
正神界の神々へ取次奉る霊査と、お祓い浄霊、神気充電の一連の神事を終えて、私はAさんと母Sさんにアドバイスをお伝えしました。
「本日は4回目のX君の念(心)と奥の浄め、魔神祓いを神様からいただかれました。
X君は(自分が)傷つきたくない気が小さい男です。
たとえばこんな感じで、X君のプライドを傷つけない配慮を十分にした手紙を書いて上手にお断りすることです。
「X君に思っていただいて、ありがとうございます。
ただせっかく手紙をいただきましたが、私にはお付き合いしている好きな人がいるので、お気持ちにお答えできなくてごめんなさい。
X君に時間とエネルギーの無駄をさせたくないので、迷いましたが、お返事を書かさせていただくことにしました。
世の中には素敵な人が大勢いますから、タイミングよくX君とお付き合いする人が現れることを願っています。
ごめんなさい。X君の幸せを祈っています」と、こんな感じを基本にして、Aさんの言葉で書いてください。
手紙を書くのに何か疑問が出たら私にお尋ねください」
「X君にはやはり手紙を出した方がいいですか」(母)Sさん
「そうです」
「いつ出せばいいですか。
お祓い中でもいいですか。それとも7回のお祓いが終わってからですか?」(母)Sさん
「X君の心の浄めと魔神の7回のお祓いが終わってからがいいです。
正神界の神々から御浄化いただいてからでないと、邪魔の抵抗が残っていると、まともな話でも相手には伝わらないからです。
その上で相手への敬意と思いやりを忘れずに伝えれば、恨まれずに解決しますよ!」
「分かりました。ありがとうございます。
お祓いが終わる8日以降にX君に手紙を出します」(Aさん)
「それから、おばさんから紹介された男性の件ですが、Aさんは一回返事を出したのだから、後は相手からの返事待ちでいいと思っている女心は分かりますが、世の中にいるいい方とのご縁は、あるようで中々ないものです。
Aさんのよきご縁を願ってその男性を紹介してくださったおばさんのお気持ちを尊重して、再度積極的にAさんのプロフィールをお相手に伝えた方がいいですよ」
「やはりそうですか。私がAに言ったとおりです」(母)Sさん
「そう、そのとおりです。
今回Aさんには上手にお断りする縁と、もしかして良縁として転開するかもしれないお話しとの、悪いこと良いことが同時に訪れましたね。
「禍福はあざなえる縄のごとし」ですね!
正しい判断で、御霊磨きに励んで、よりよい幸せを目差しましょう!」
それから1週間後の12日にAさんが御霊磨き(心身のお祓い浄霊、魂の奥の業因縁の浄化、神気充電、心境の向上・霊格向上のための積極的な修養)と、ご自身の生業命運の御守護御導きを賜るために参られました。
「先日のXさんの件でお手紙を出しました。
3日たちますが、今のところ何も起こっていません。
私の気持ちも整理がつき、前に進み成長したいと思っております。
(今回のことで)たくさんのことを学ぶことができました。ありがとうございます」
この日Aさんが新しく取り組んでいる仕事のお願いと、現在勤めている会社から与えられた新入社員募集のインターンシップにかかわる質問とアドバイスの紹介は省略させていただきます。
Aさんがご家族一同で申し込みされた、午後の合同修祓の申込書に記入された願い出のみを紹介させていただきます。
「仕事もプライベートもバランスよく、一生懸命取り組み、柔らかで品格のある女性になれるよう御霊磨きをお願い申し上げます」
2月18日、午前10時1分にSさん母娘から連名でお礼のメールが届きました。
「会長、お早うございます。
(^^) 今朝、Xさんのお手紙がポストに入っていました。
諦め、そしてお互いに頑張ろうと(涙)
本当にありがとうございました。
先ずはご報告させていただきました。 S、A」
「Sさんおはようございます。
そうでしたか。X君が納得していい形で決着してよかったですね。
Sさんの(母心の)ご心配に神様のお祓いとAさんの手紙が効きましたね。
報告いただきありがとうございます。
良きにつけ、悪しきにつけ、人の心(気持ち)に思いやりを持って対応する勉強修行になりましたね」
26日(日)AさんがX君の件の解決お礼と御霊磨きにお見えになりました。
「会長のご指導のもと、Xさんに向き合った結果、私のことを諦めて自分も頑張るというお返事を頂きました。
誠にありがとうございます。
先日はアイドルの芸能人がストーカー被害に合う危いのを見ました。
いろいろアドバイスを頂いて私はXさんにきちんと向き合ってよかったです。
どういう相手であろうと敬意、礼儀、相手の立場になって思いやることの大切さを学ばせて頂きました。
Xさんがポストに入れた2通目の手紙を持参しました。
「Aさんへ
Aさん、僕なんかのために返事を書いてくれてありがとう。
Aさんの気持ちはAさんの手紙の内容でわかりました。
なので潔くあきらめます。
大切な思い出をありがとうございました。
どうかAさんの愛する人と幸せに生活してください。
僕もAさんに負けないように彼女をつくって幸せになりたいと思います。
お互い、がんばりましょう。
では、また。
X」
「Xさんの手紙はお焚き上げをお願いします。
「承知しました」
「今年の私の目指すべき女性(像)は、「仕事もプライベートもバランスよく精進する」です。
Xさんの手紙に書いた事、「大切な人がいる」をウソ偽りなく、本当にしたいと思っております。
良縁に巡り合う事が出来ますよう、アドバイスと御霊磨きを本日もお願い申し上げます」
「Aさんの理想の男性はどんな方ですか」
「人のことを悪く言わない人。やさしい人。何事につけて頑張っている人です。
贅沢を言ってすみません」
「そんなことはありませんよ。素晴らしい理想像です。
それでは神様にAさんのお願いとお祓いを神様に取次しますからね」
この日もAさんは浄化の御役を司る竜神界、運命の御守護御導きを下さる稲荷神界、命(魂)の尊厳を司る山神界、けじめ(高い意志)を司る星神界、暖かい愛を司る火竜神界、創造新生を司る国常立神界より、心身のお祓い、周辺の浄化、奥の浄め(幽体霊体の業因縁の浄化)、神気充電、生業命運の御守護、良縁命運の御守護を賜りました。
願い出、御霊磨きの御守護をいただかれたAさんに、この日のアドバイスを私はお伝え致しました。
「Aさんがご自身を磨き、人間関係を大事にする実行を重ねて、実績を作って輪が広がるうちに、「もしかしたらこの人!?とか、ピンとくるとか、いい感じの方だな」という男性とのご縁が、どのタイミングで訪れるかは中島みゆきの歌の「糸」のようにいつ来るのか、そのタイミングのときに、「〇〇さんは素敵な方ですね!〇〇さんと一緒にいると楽しいです!〇〇さんの話はためになる(面白い)のでもっと聞きたいです!」等のAさんの思いを相手に伝える積極縁結びができるように、言葉に出して練習して、来たるべきチャンスで生かしてください。
「(〇〇)さんのこういう所が素敵だと)私は心からそう思います!!」が殺し文句です。
Aさんが求める理想の男性像にふさわしい女性になるように御霊磨きで事象が接近して、やがて現実に訪れます。
頑張ってください!!」