平成１４年５月１９日初来訪以来、山田正樹さん（仮名）は正神界の神々様にお願いして強固な霊障によるアトピーの苦しみと戦いながら御浄化を賜り、懸命に人生と向き合ってこられました。

全身にふき出るアトピーの炎症とエンドレスの痒み地獄。無意識のうちに掻きくずしてケロイドになってますます炎症がひどくなって発熱、悪寒、倦怠感、不眠、繰り返し起こる苦しみの中で、正神の信仰を心の支えに山田さんが歩まれた足跡の、ほんの断片にすぎませんがここに紹介させていただきます。

平成２３年７月２６日。
「ずっと苦しかったです。背中がずっと重かったです。皮膚の炎症がどんどん出てきます。
いったんつらくなるとビタミンや、いいと言われるもの何をやっても駄目です。
こんなに暑いのに背すじがゾクゾクしています。
仕事も集中したいのですが、耐えるのに精一杯で力が入りません」

山田さんはこの日、私の取次ぎを介して正神界の神々様から体の祈願お祓い、強いマイナスエネルギーのお祓い、稲荷邪神１３体の浄霊、奥の浄め、神気充電の御守護をいただかれました。

８月２日。
「絶望的な状態です。身も心も破壊寸前です。全身重度の炎症で立っているのもつらいです。
そういう中で普通の人達と仕事を一緒にやっていますが、この炎天下で冷房がない工場の中でバイクを修理するのは半端じゃなくきついです。振り返って人生、苦しい思いばかりです。
苦しむために生まれてきたとしか思えません。
僕も仕事の夢はありますが、努力することさえも許されないのでしょうか。生きる……。
この間のお祓い浄霊で一時よくなっても、それ以上に強力に返ってきました。
よくなる、よくなるの期待で悪くなるショックは計り知れなく大きいです。
常軌を逸しています。
３０を超えてこんな人生があるのかなと思うようになっています」

この日、山田さんは正神界の神々様から体のお祓いと強い邪気魔気マイナスエネルギーのお祓い、稲荷系魔神１体の浄化、稲荷邪神１１体のお祓い浄霊、奥の浄めを賜りました。

正神崇敬会のお祓いは、願出者の業、因縁、魔神、邪神、邪霊を取次人である私が身に受けて正神界の神々様に御浄化賜る振り代え祓いが含まれています。

前回同様に山田さんに痒みを出している稲荷邪神をお祓い浄霊の取次ぎ中に受けて、私の全身にも強烈な痒みが走りました。

８月３０日。
「８月のお盆の中くらいから、地獄のような苦しみが続いています。
顔面ケロイド。汁が全身に出続けて、何度も死のうと思いました。
体中ビクビク動きます。脚まで猛烈な痒みと痛みが続いています。
（邪魔は僕が）自殺するまで苦しめるつもりのようです。
ここまで苦しめるのかといった感じです。
回りがみんな健康で結婚して家庭を持って幸せにやっているのに、僕１人が現世でこんな苦しみを味わっています。
このお盆は地獄を見ています。霊障の出方が今は完全にえげつなくて、以前とは違います。
なぜこんなに苦しまなければならないのか、訳を知りたいです。
全身が火で焼かれたようにケロイドになっています」

この日も山田さんは私の祈願取次ぎを介して正神界の神々様からの体のお祓い、奥の浄め、憑依稲荷眷族邪神１７体のお祓い浄霊の御守護を賜りました。

「山田さんが前世で（行者をしていたときに）沢山のお稲荷様を苦しめた奥の前世因縁が吹き出してきているのです。憎しみ、恨みを持って落とされたお稲荷さん達は、山田さんが、前に進めないように苦しめているのです。
お稲荷さん達は自分たちが味わった苦しみを思い知れと言っています。
でも山田さん、終わりのない貫けられないドンネルはありません！神様に向かって励めば、よくなります！」

９月１５日。「体が大変きついので９月１８日（日）の午前と午後の合同修祓の遠隔祈願とお祓いを宜しくお願い致します」と山田さんから電話で依頼が入りました。

９月２７日。
「先月からずーっと霊が浮きっぱなしです。
体中のリンパ節が腫れています。吐き気がして食欲がほとんどありません。地獄の中にいる感じです。
自分の回りの人はみんな健康でいます。
いかに自分の人生がステップアップをしていなかったかに、この頃気がついています。ずっと苦しんでいるだけで。
回りの人たちは成長というか、よき変化があるのに、自分がとどまっていてみじめになってきます。
仕事は経験でなんとかやっているだけで、精神力が働きません。
背中の力が全く抜けてしまい倒れそうになるんです。
力を吸い取られているのが直感で分かります。
自分の中で、健康ならもっと成長した自分がいるのにと思いますが、憑依霊にものすごい力で押さえつけられています。
皮膚の炎症というか、とにかく体が苦しいんです。

お稲荷さんの霊障は恐ろしいですね。
僕が今働いているお店の隣が寮です。すぐ近くの敷地内にお地蔵さんが草だらけになって放置されていて、粗末にされているのに気づきました。
夜になって寮の一階に行くとすごく気持ちが悪い感じがします。
僕が行く先々の会社では、みんな神仏を粗末にしているのを見せられます。
僕もここ数ヶ月は非常に苦しく、完全に気を取られそうになりました。
前は気だけは取られないでいましたが、今日は耐えられない感じです。
七転八倒の中で、何も光が見えないでどうしようもないです」

「山田さん、苦しみの中でも向上心を忘れず偉いです。
本日も体の神癒祈願とお祓い、霊体質の祈願お祓い、奥の浄めと憑依稲荷邪神９体のお祓い浄霊、稲荷系魔神３体のお祓い浄霊の御守護を正神界の神々様からいただけました。
お地蔵さんは大事に御奉仕して下さい。
山田さんのよき行となります」

１０月３日。
「お地蔵さんの掃除をしました。すぐ隣（１メートル）の所が昔は東北線の踏切でした。
僕の方は２、３日は良かったのですが、症状がひどくなりました。
寒気、痒み、炎症がひどくどうしようもない状態です。
お地蔵さんは、以前勤めていたおばあちゃんが手入れをしていたそうです。
すぐ近くに御札が捨ててあったりで、神霊を粗末にする会社に対して何とも言えない腹立たしさがあります」

この日、山田さんは、体の祈願お祓い、奥の浄め、憑依稲荷邪神７体のお祓い浄霊、お地蔵さんの浄めと、粗末にされていた御札の神霊の祈願お祓い浄化の御守護を、正神界の神々様より賜りました。

１０月２５日。
「本日はお地蔵さんの写真を持参しました。
体は相当つらいです。今朝から寒気がひどいです。全身の皮膚の炎症がひどくなっています。
体の中からどんどんアレルギーが湧いて出てきて、前に進めない状態です。
精神的に追い込まれて恐いです。気が遠くなる時があります。思考力に入り込もうとしています。
まともに呼吸が出来なくて常に酸欠のような状態です。
異常に喉が渇いて、水とかお茶を１日６、７リットル飲んでいます。
汗をかくから喉が渇くというのとは次限が違うんです。
熟睡はできません。生活している中で異常な体のだるさがあります」

この日も私の祈願修祓と浄霊の取次ぎを介して正神界の神々様から山田さんは霊体質のお祓い浄め、行者の因縁の浄化、山田家霊統上と本人の因縁霊の稲荷邪神９体のお祓い浄霊、邪気マイナスエネルギーのお祓い浄化を賜りました。

また、お地蔵さんに宿っている竜神眷族霊７体のお祓い浄霊も賜りました。

「山田さん、苦しい中で山田さんの魂は強くなっていますよ！」

明けて本年２月２８日。
「正月あたりまで調子よかったんですが。
お祓い浄霊を受けていないせいか、憑依霊が浮いてきています。
ここへきて体が重いです。憑依霊が浮霊してきていると思います。
でも、おかげさまでつらくても僕は心をとられなくなりました」

「山田さん、強くなりましたね」

「はい、ありがとうございます。仕事はすごく順調におかげさまでやらせてもらっています。
小さいマンションを借りて、寮から引越しました。
お地蔵さんが有った場所の古い踏切りは、自殺者が続出したとわかりました。
新しい住まいは家賃四万二千円で住みごこちのいい所です。最近上半身が重くて、吐き気がするくらい常に苦しい状態です。
正月が明けてクライスラーのジープを中古で現金で買いました。
本日も宜しくお願いします」

この日も山田さんは体の守護祈願、体のお祓い浄霊、邪気マイナスエネルギーのお祓い、稲荷邪神９体（内訳は霊統上のモノが２体、憑依によるモノが７体）のお祓い浄霊、奥の浄め、神気充電を神様からいただかれました。

６月３０日の大祓いには山田さんの母まなみさんが参加されました。
その時にまなみさんが水島主任に「おかげさまで正樹の体調がよくて本人が先生に大変感謝しています」と話されたと、祭事終了後に主任から報告を受けました。

７月１７日。５ヶ月ぶりに山田さんが来訪されました。
「ここのところ本当に調子がよくて、毎日お祈りで体調を保ってこられました。
ここ一週間で急に顔がかぶれ、頭や背中がガンガンしていますので祈願お祓い浄霊をお願いします。おでこも重いです」との申し出を受け正神界取次ぎ奉りました。

この日の祈願お祓い浄霊の内訳は、山田さんの体の神癒祈願とお祓い浄霊、邪気マイナスエネルギーの祓い浄め、稲荷邪神４体のお祓い浄霊、奥の浄めでした。

これは、今まで歩んできた山田さんの祈願お祓いと浄霊の内容と比べると、格段に穏やかな内容へ変化したということになります。

「山田さん、かゆくて辛くても山田さんの心が負けなくなってから、いい方に流れが変わりましたね」

「ありがとうございます。
現在こうしていられるのは神さまと先生のおかげです。
本当に感謝しています」

その後山田さんの霊障によるアトピーは完治に近い線まで著しく改善され、ついに平癒されました。神様の御守護を賜る山田さんは長年の苦しみから救われました。

そして、次話（実例３２と実例３３）の幸運が彼の元へ訪れたのです。