依頼者 元山晃一様(仮名、医師)
神取次 審神者 会長笹本宗道
平成12年12月17日に正神崇敬会へ初来訪以来、千葉県在住の元山晃一さん(仮名)医師は、ご自身の健康上の問題、人間関係の問題、仕事上の問題、運命に係わる問題、妻美子さん(仮名)の健康、長男晃太郎君(仮名)の進学問題、その他の悩みと困り事を含めて、これまで正神界の神々様から現実の解決・解消・成就の御守護御導きを私儀、笹本宗道の祈願お祓いと浄霊、霊査・御神示アドバイスの取次を介してたくさんいただかれ感謝していらっしゃいます。
また、元山さんは正神界の神の道の学びがたくさんいただけることにも感謝されています。
元山さんが高校生の時に亡くなられたお母さんの御供養をはじめとして、元山家の先祖供養、美子さんの父、栗原三郎さん(仮名)の供養も元山さんは神様に願い出られています。
神様の御守護の元に、それぞれの御霊は高い世界までお引き上げ賜り、元山さんはしっかり子孫の勤めを果たされています。
正神界の神々様にご自身の心身の祈願お祓い浄霊と浄化の御守護をいただきながら神の道の修行の肝心要となる御霊磨きにも、元山さんは真剣に取り組んでおられます。
美子さんと晃太郎君も肉体と幽体のお祓い浄霊、潜在意識の集中祈願浄化を賜り、ご家族3人の霊格が向上されています。
神癒のお祓い浄霊と肉体の集中浄化を受けられた美子さんは、若々しく元気に、すこぶる体調が良くなられました。
神様の尊さ有難さを次第次第に実感された美子さんは、元山さんと一緒に日曜日の合同修祓にいつの間にか熱心に参加されるようになりました。
晃太郎君の大学受験では、1日に12時間の勉学努力を重ねた本人も大変でしたが、親として元山さんご夫婦も共に心労を極められました。受験合格祈願お祓いにより、運命のお導きを賜わる晃太郎さんは、慶応大学理工学部と早稲田大学理工学部に見事合格。
心の成長著しい晃太郎さんは親元を離れ、自分に責任を持っていきいきと、研究者になるという目標に向ってしっかりと勉学に取り組んでおられます。
晃太郎くんは優しい思いやりの心があるいい息子さんです。
元山さんと美子さんと晃太郎さんは、この1年間の経験と苦労の中で正神界の神々様に心を向けてお願いごとの祈願と心身のお祓い浄霊を賜わりながら前向きに努力を重ねられ、御霊磨きに励まれています。
その結果それぞれに魂が純化向上されたのは立派なことです。
元山さんの事前紹介はここまでにして、そろそろ本話に入らさせていただくことに致します。
7月19日、元山さんからファックスで遠隔の祈願お祓い浄霊の依頼がございました。
「正神崇敬会
笹本宗道会長御中
平素より大変お世話になります。
いつも突然の依頼ばかりで申し訳ございません。
北海道札幌市にいる父こと元山英雄(仮名)(昭和6年11月3日生)はおよそ5年前よりパーキンソン症候群で歩くのは容易ではなかったものの一人暮らしをしていました。
ふらつく足で7月7日飲みに行った帰りに転倒しているところを通報され、救急車で近くの脳神経外科病院に運ばれ硬膜下血腫の診断で慢性だろうからとの判断で手術は見送られましたが、7月9日より意識は悪化してきたようです。
その後、様子を見て鼻からの流動食と腕からの点滴のみでした。
ところが意識が急激に悪化したためようやく14日に血腫除去の手術を行ってもらったものの、意識はなかなか改善せずに今日まで来ております。
私は医師の個々の判断に疑問を持ちつつ、再度の出血か脳浮腫を考えております。
37、8度の発熱と痰があることから肺炎も合併している様子です。
「親父大丈夫?つらいことない?」と尋ねると、かろうじて「心配するな。帰れ」と私の仕事を心配する様子が伝わります。
母を亡くし父一人で私と姉を育て上げられ大変お世話になった父に、少しでも恩返しをと思い急なお願いをさせていただくことになりました。
誠に恐れ入りますが、本日か明日の都合のよい時間帯に遠隔のお祓いにて、本人の病態改善に向け宜しく御守護お導きをお願い申し上げます。
今の病院は変えて大学病院もしくは専門病院(日本で最初の脳神経外科病院で高度な医療)に変えるのはよろしいでしょうか。
お手数をお掛けしますが霊査でご神示を賜りますようどうぞ宜しくお願い申し上げます」との、遠く離れてお父さんの正確な病状を把握しきれていないことと肉親の情とから判断に迷いつつ元山さんは正神界の神々様に願い出されたのでした。
元山さんの依頼から程なく、この日、父英雄さんの体の守護祈願と体のお祓い浄霊、神気充電、命運の御守護を私は正神界取次ぎ奉りました。
問い合わせの電話をかけてこられた元山さんに御神示の「お父さんは速やかに転院した方がよろしいことと、転院先は元山さんの母校である札幌医科大学病院でも専門病院でも、どちらでもよろしい」旨をお伝えさせていただきました。
7月24日に参られた元山さんから、
「先日は遠隔で元山英雄の祈願お祓い浄霊をいただき誠にありがとうございます。
おかげさまで7月21日に脳神経外科病院から札幌医大脳神経外科へ転院でき、慢性硬膜下血腫に7月7日転倒による急性硬膜下血腫が加わり、今回の症状(意識障害)となった事、恐らく肺炎がある事(発熱の原因)、肺ケアを含めたリハビリを開始するといった論理的な説明を聞くことができ病態が分かりました。
さらに手術するかはさておき神様のお祓い(お祓い浄霊)のあと、意識がかろうじて改善し、感謝しております。
長期臥療に伴い手足の硬直が進み、最善でも寝たきりとの主治医の判断です。
再手術(血腫除去)はした方がよいように思うのですが(脳圧が下がり、脳全体を圧迫しているので)いかがでしょうか。御霊磨きをよろしくお願い申し上げます」との依頼をお受け致しました。
この日、英雄さんの神癒祈願とお祓い浄霊と、元山さん自身が院長として勤務されている都内にある癌専門病院の生業の守護祈願と病院のお祓いを神界取次ぎ後、英雄さんが再手術を受けてからリハビリに入るのがよろしいことと、英雄さんの弱った体のお祓い浄霊、神気充電と、奥の業因縁の集中浄化を出来れば前段3ケ月、後段3ケ月の計、半年間お受けになって、御霊磨きされることがよろしいとの御神示をいただいたことを元山さんにお伝えしたのでした。
元山さんは即答でお父さんの集中浄化を申し込まれました。
7月31日、
「おかげさまで父の意識の回復がよく、リハビリをしています」と、英雄さんの病状がいい方向へいかれたことを元山さんからお聞きしました。
またこの日、元山さんは「晃太郎が模試で250点中160点がせいぜいだったのが満点を取れました。
妻の父の栗原三郎は平成16年腎癌が発見され手術を受けるも18年に肺転移が見つかり、化学療法を受けましたが、22年12月9日、78年の生涯を閉じました。
生前、お祓いいただき症状が緩和され、おかげさまで随分と延命させていただき誠にありがとうございます。
だめだと言われてから半年長生きしてくれました。
父は遺言を残してくれました。
宜しく御供養をお願い申し上げます」と、息子さんの近況報告とお義父さんの集中供養浄霊の願い出もされたのでした。
8月7日、ご自身、美子さん、晃太郎君の合同修祓に見えた元山さんから、
「平素より大変お世話になります。
(先にお願いして進めていただいている)元山美子と元山英雄の集中浄化をお計らいいただき誠にありがとうございます。
元山英雄は徐々に意識が改善し、会話が成立するようになりました。おかげ様でありがとうございます。
8月11日に主治医に会って慢性硬膜下血腫の手術をお願いする予定です。
本日は、晃一、美子、晃太郎の御霊磨きを宜しくお願い申し上げます。
私の緑内障もおかげ様で落ち着いています。目をあまり使わないライフスタイルに変えました。
炎症がおさまります様宜しくお願い申し上げます」と近況報告を受け、この日の祈願お祓い浄霊と神気充電、命運の御守護の神界取次ぎをお仕えさせていただきました。
8月14日、古い血液除去の手術を11日に受けたお父さんの意識がはっきりしていて、熱が下がったお礼の言葉を元山さんからいただきました。
この日元山さんが、院長を勤めている病院とカナダの医科大学との間で癌ワクチン臨床試験の業務提携の話が出ていて如何にすべきかとの相談をされました。
8月28日、集中浄化とは別にいつものようにご家族3名の合同修祓に見えた元山さんから、
「父、元山英雄はおかげ様で日ごとに改善してきて「帰りたい」とまで言えるようになりました。
誠にありがとうございます」との嬉しい経緯をお聞き致しました。
この日元山さんは、
「病院で一人でも多くの方が癌ワクチンを受け、病状がよくなりますように」と願い出られました。
別途、元山さんから、
「白衣、カーテンの素材で菌を分解する素材を開発したメーカーがあり、紹介料をいただけるのですが、行動に移して神の道に反していませんか」と、質問がございました。
「大丈夫です。良きことです。世の中の常識にも反していません」と私はお答えさせていただきました。
元山さんの隣りに座っている美子さんは頷いて微笑んでおられました。
9月18日、
「おかげ様で父の病状が日に日に改善し、自分で食事して院内を歩けるようになりました。
心肺停止直前の状態からでみんなびっくりしています。ありがとうございました」との感動のお礼報告を元山さんからお聞き致しました。
英雄さんの半年の集中浄化終了を迎えた本年1月には、
「生死の99パーセントだめな所から、父は歩けるまでに回復でき、誠にありがとうございました」と、笑顔の最終報告を元山さんよりいただきました。
正神界の神々に心を合わせて真剣に願い出られた元山晃一さんの親孝行の想いを、神様によくお汲み取りいただけて、本当によかったです。
※本話の続きで元山さんのお父さんが難病のパーキンソン病を正神界の神々に治していただいた事例は(実例36)に出ています。