解説 会長笹本宗道 正神新報第106号より引用
平成元年に国常立神界から私に下った神示の中に出ている青玉(せいぎょく)と黒玉(こくぎょく)という言葉の意味を教えてくださいとある方から質問がございました。
青玉とは、私たちの魂の中に潜んでいる邪神界由来の青い玉です。
青玉の中にはネガティブな負のエネルギーの邪気がつまっています。
青玉は憑依邪神の依代であると同時に、憑依邪神が邪気を蓄えておくエネルギーの貯蔵基地の役目をしています。
私たちの幽体から霊体に潜在している青玉には、今世で憑依してきた邪神と前世因縁霊の古い邪神や家系因縁霊の古い邪神が依代としてとどまって、カルマの果たし、浄化の時を待っています。
黒玉とは、私たちの魂の中に潜んでいる魔神界由来の黒い玉です。
黒玉の中には、狂気、腐敗、破壊の強力な負のエネルギーの魔気が充満しています。
黒玉は今世で憑依してきた魔神と、私たちが生まれてきた時にすでに内在している魔神(内魔)の依代になっています。
霊体の最奥に伏在している黒玉には、人間を不幸に落とす役目の人魔(七大魔神の中の七番目に強い魔神)が住みついています。
私たちの過去世からの悪因縁神の魔神や先祖からの悪因縁神の魔神が黒玉を依代として潜伏しています。
また私たちの今世の心と行いのカルマで引き寄せて憑依された魔神も、黒玉を依代としています。
黒玉を依代にする魔神と、青玉を依代にしている配下の邪神は、私たちの真の姿である宇宙の創造主におわす国常立大御神(天之御中大御神)の分御霊である直霊(なおひ)の誠(良心)を曇らせ、狂わせ落としにかかります。
私たちの四魂の荒魂(勇気・胆力・正しい行動力)、和魂(調和・天地人と調和する力)、幸魂(愛魂・人をはじめ生命を愛でる力)、奇魂(分析力・洞察力・神に通う叡智・悟る力)がバランスよく働くことを妨害して、低劣化、不幸へと落としにかかります。
われら正神界の神人(かみびと)は正神界の神々に心を合わせて青玉・黒玉を含む魂の浄化を賜りながら、感謝とお詫び行(反省)を柱として、御霊磨きに取組んで霊性の深化向上を果たして参りましょう。