千葉県・一念神に通ず(一流大学医学部合格祈願お祓い) 正神崇敬会(実例77)

千葉県のIさんは正神崇敬会の熱心な崇敬者の中のお一人です。今般Iさんのお願いが神通霊能者の私儀笹本宗道の祈願とお祓いの取次ぎを介して神界に届き、甥御(おいご)さんが晴れて一流大学医学部への合格を果たされました。Iさんは若い頃に病弱だったため、今世独身を通されてきました。わが子のように可愛い甥Tさんのこのよき出来事は、Iさんの人生の中で自分のこと以上に大きな喜びであるに違いありません。3月10日、頬を紅に染め晴れやかに、にこやかに心からの御礼に参られたIさんのこれまでの道程を、少し掘り下げて紹介させていただきたいと思います。

この日から五年程まえIさんの依頼により、還暦を迎えた病気の弟さんの祈願お祓いと浄霊を私は正神界の神々様に取次ぎお仕え奉りました。
Iさんは40年以上にわたっていくつもの信仰をしてこられた方です。IさんがS教の信者だった時のことです。弟さんが家でぜん息の激しい発作を起こしました。何とかしてそれを鎮めようと、Iさんは半日の間必死に熱心に信仰していたS教のお経を上げ続けたのだそうです。そのため病院での弟さんの手当てが遅れてしまいました。
その後腎臓病に罹(かか)った弟さんは週に何回か透析を受けなければならなくなるまでに体の状態が悪化してしまいましたが、何か事あるごとに弟さんと家族が寄ってたかって「あんたのせいで病気が悪くなってしまったのだ」と、Iさんに辛く当るのだそうです。追いつめられた気持ちのIさんは、自分のせいで弟の病気が取り返しのつかない状態になってしまったのだと長年自責の念に苛まれてきました。
私は弟さんの病態についての霊査をしてみました。神界のお示しにより、弟さんの病気の99パーセントまでが本人の因縁によるものであることが判りました。Iさんの善意による手当ての遅れは残り1パーセントにすぎませんでした。
弟さんは物事を悪くとる性格で、よくIさんに絡(から)むそうです。弟さんの妻はノイローゼで、Iさんに対して時々攻撃的になるとのことです。Iさんは親から相続した土地と株を少し持っていますが、弟さんが握っていて一切Iさんの自由にはなりません。それのみならず結婚しないで俺に迷惑をかけてきたのだから、みんな俺のものだと言ってIさんに辛く当たり続けてきたのだそうでした。
家系因縁に押さえつけられ物欲が極めて強い弟さんではありました。しかし、若い頃には精力的に仕事をこなし、ずいぶん無理もされたようです。弟さんが働かれた戦後の復興期では、お金と物を大事にしなければやってゆけなかったはずです。因縁と時代性とが重なり、精神的葛藤から脱却できないまま弟さんなりに努力してこれらたのだと思います。Iさんは弟さんの病気平癒と因縁解消を願い、正神界の神々様の元へ祈願お祓いと浄霊によく通われました。また、御自身と一族の霊的精神的浄化向上を願われて必要あって祈願お祓いと浄霊の御霊磨きに取り組まれたのでした。中でもとりわけ甥Tさんのことを、Iさんは息子のように可愛く思っておられ、Tさんの御霊磨きのための祈願お祓いと浄霊に熱心に取り組まれました。
Tさんは優秀な方ですが、学問の選択がなかなか定まらずある大学に一年間在籍した後別の大学に再入学し、卒業されています。そしてその翌月、某大手企業へ入社されました。

弟さんの肉体上の危険な状態は、神通霊能者である私の祈願お祓いと浄霊を通して正神界の神々様に何度もお救いいただいてきましたが、弟さんは翌年の7月3日に不帰の人となられました。弟さんの葬儀が終わり一段落した7月12日に、Iさんは弟さんの供養のために来訪されました。霊査してみますと中幽におられる弟さんにはまだ死の自覚がなく、肉体と財産に執着したまま苦しんでおられることが判りました。御霊(みたま)の供養に向け、私は渾身の力を込めて正神界の神々様に弟さんの成仏祈願お祓いと浄霊を取次奉りました。高級神霊より賜る因縁浄化と御導きにより、この日弟さんの御霊は霊界入りを果たすことがかないました。

お父さんの他界によりTさんは1年4ヶ月勤務した会社を退職され、8月に実家へ帰ってこられました。お父さんがなさっていた家業を整理するためです。家業は時代性を合わせ見たとき、継続には無理がありました。また、Tさんはお父さんの後を継ぐ意志がありませんでした。
8月に参られたIさんから、残務整理に奔走しているTさんが疲れから発熱しているとお聞きしました。IさんはTさんの前途のことをたいそう心配しておられました。私はこの日必要に応じて6種類の祈願お祓いと浄霊を正神界の神々に取次奉りました。弟さんが生前仕事上の付き合いをされていたクセの強い下請け兼地方議員との交渉も、正神界の神々様の御導きどおりTさんがよく動かれて無事終えることが出来ました。
神様はその場その場で適切な御示しを下さいますから、何か問題がある都度Iさんは私の所へ相談に来られます。また向上向学心をお持ちのIさんは、毎週日曜日に行われている合同で行う祈願とお祓いと浄霊にもほとんど欠かさずに出席されています。

4月8日残務処理の終了を果たされたIさんが、5か月ぶりの個別相談のために来訪されました。
「おとといの話ですが、Tは1年間予備校へ通い来年医学部を受験したいと言い出しました。私はあなたがほんとうにやりたいことであれば、おやりなさいと申しました。
とは言ってはみたもののどうしたものでしょうか」
「Tさんは今年28歳になりますね。予備校が1年、ストレートで合格されたとして6年、その後インターンが2年ですから、うまくいって一人前の医師になるのは37歳になってしまいます。
今年一年に懸けるしかありません。現在のTさんの力は合格率40パーセントです。Tさんは学者か技術職がむいています。合格出来ますよう、毎月一回個別の合格祈願お祓いで正神界の神々様にお願いして下さい。頑張って通われることです」と私はIさんにお伝えしました。

それから私は、Tさんの因縁浄化の祈願とお祓いと医学部合格へ向けての祈願とお祓いを正神界の神々に取次致しました。終了後、Tさんの合格率は1パーセントアップして41パーセントになりました。因縁というマイナス要因が浄化された分だけTさんは潜在能力を発揮しやすくなった訳です。さらに積極的な行動が取れるように正神界の神々様からプラスのエネルギーをいただきました。私の取次により神様から合格率が1パーセントアップしましたよとお示しいただけた訳は、そういうことなのです。

以後10ヶ月間にTさんの心願成就のために正神界の神々様の御元へ参られたIさんの熱意は、目を見張るばかりでした。梅雨の雨の日あり、夏の炎天下あり、秋の台風の真っ只中あり、木枯らしも物ともせず体重35キロのIさんは自発的意志にてなんと37回もTさんの合格祈願とお祓いに通われました。Iさんの一心の願いは合格祈願お祓いの回を重ねるたびに着実に神界へ届き、Tさんの導きは強化されていったのであります。

正神界の神々より運命の誘導力強化を賜る合格祈願とお祓いを重ね、本人の集中力強化と勉学努力の上にやがて、Tさんの一流大学医学部合格率は75.5パーセントになっていました。Tさんは1月13、14日の一次試験の数学で失敗したものの、あとの国語で取りもどしてクリアーされました。
二次試験の前日の2月24日、Iさんの願い出によりTさんの最後の合格祈願とお祓いを私は正神界の神々に取次奉りました。近年大学では若い医学生を望む傾向が強く、28歳のTさんにはハンデがあります。しかし、現状に反しTさんの合格率は80パーセントなりとの神様の御神示をいただけたのでありました。

「これまで私は弟と甥の二人のことで先生にお願いして参りました。最近私がおもいますには、今回の甥の件を通してもしかしたら、私は神様に試されているのではないかとの気が致します。これは私の信仰に対する心の持ち方でもある訳ですが……。
Tになんとしても受かってもらいたい反面、結果はどう出ようとも神様にお任せしたいという気持になって参りました」

「そのとおり。Iさんは神計(かむはか)りに合われておられます。先々のことは結果が出てからです。Iさん、大事なTさんのために頑張ってこられたじゃないですか。大丈夫、Iさんのお気持ちは神様に通じます。Tさんはきっと合格します」

二次試験の発表は3月8日に行われました。午後見に行かれたTさんから二時頃に、合格したとの電話連絡が家に入りました。その日のうちにIさんは嬉しい報告を社務所へ連絡してこられたのでした。2日後、Iさんは正式に御礼参りに来社されました。

さて、正神崇敬会で信仰を始めて以来この6年間に、神様のおかげでIさんの因縁は大きく御浄化頂けたのであります。信仰を深めるにしたがって神様の御導きは強化され、問題解決が成されてゆきました。家人と自然のうちに思いやりあるふれ合いが出来るようになったこと。雑念と死に対する恐怖心の克服。感謝と喜びに満ちた向上心が生活と一体化して生きた現実となったこと。そして息子のように可愛いTさんの将来の確立。

ところで、私は神様の話や信仰上のことを日曜日の合同で行う祈願お祓いと浄霊の後で、講話しているのですが、一昨年に天皇制のことでカン違いをして聞きとられたIさんに、噛みつかんばかりの見幕で迫られたことがありました。私はこれまでこうしたことは全く経験がなかっただけに、同席の信者の皆様と共に私自身あっけにとられたことを覚えております。普段それは繊細で穏やかなIさんが、カン違いとはいえ真剣に憤怒して烈火のごとく放たれたえエネルギーには鬼気せまるものがございました。今ではこれも懐かしく楽しい思い出の一つとなりました。

話は元にもどります。今やIさんは信仰に対して確信と信念を持つまでに至られました。無上の喜びを噛みしめながら晴れやかに御礼参りを済まされたIさんは、霊的浄化の視点から見ましても3月10日に大きな峠を越えられたのでした。祈願お祓いと浄霊により前世因縁の深いところまでの浄化を終了されたIさんは、この日神人として新生されたのでございました。

4月から医学部で学ばれているTさんは、お父さんの病気がIさんのせいだと誤解していたことを、そう遠くない時期に気づかれることでしょう。Iさんの更なる御魂の向上と御家族の御多幸を祈念しつつ、本件の紹介はこれにて終了させていただきます。
神通霊能者 笹本宗道 著「幸福の源泉」より引用

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