山梨のH・Kさんが、お父さんの医学的に原因不明の病気のことで正神崇敬会へ相談に来られました。秋とはいえまだまだ暑い9月9日の昼近くのことでした。
父のY・Kさんは、前年の8月に左脚が痛くて入院したそうです。自転車から落ちて顔にケガをしてしまい、熱が下がらない状態が続きました。
その後仕事で無理をしたせいでしょうか、今度は右脚が腫れて痛み、気力が無くなって本来の堂々としたお父さんとは別人のようになってしまわれたとのことです。病院で診てもらっても原因がよく分からず、困ってお越しになられたのでした。
霊査してみますと、Y・Kさんには複数の障りが出ていることが判りました。最初は特に強く障りを出していた竜神系魔神と稲荷邪神のお祓いを中心に祈願お祓いと浄霊の正神界取次ぎをお仕え奉りました。
次に成仏できないで苦しんでおられたY・Kさんの先祖の御霊の祈願お祓いと浄霊供養をお仕えしました。無覚上人様の御引導により、二体の先祖霊は速やかに霊界へと上がることができました。つまり、成仏を果たされたのでありました。
最後に私は、Y・Kさんの肉体に神癒の手かざしを施しました。
前後二回の祈願お祓いと浄霊にて霊障がとれたY・Kさんの脚の腫れと痛みは完治、すっかり元気になられたY・Kさんは、後日H・Kさんと共にきちんと神様にお礼に参られたのでした。
神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用