ご依頼 菅原幸代様(仮名 神奈川)
神取次 審神者 会長笹本宗道
令和2年10月5日、霊障の相談で菅原さんが正神崇敬会に初来訪されました。
「体が思うように動かせない憑依霊による抵抗が働いています。
意志に反する霊の動きで壁に体をぶつけられたりします。
父は年金に入っていません。生活は預金でやっていきますが困窮しはじめています。
私に憑依している霊の浄霊(除霊)を何とぞお願い申し上げます。
私は昨年の10月下旬頃、中に入っている憑依霊に体を動かされるようになってしまいました。
憑依自体はおそらく4、5年前くらいからのような気がしております。
色々なことが妙な感じでうまくいかなかったのですが、体を動かされて初めて憑依されていることに気づきました。
脚がふわふわします。
私が体を動かされるようになってから、父や母も坂道を転がるように老け込み、父は仕事がなくなり事務所をたたむことになりました。
父は〇〇で弁護士をしております。
母は原因不明の目まい(こちらは10年ほど前からです)、心臓の圧迫や動悸、腰痛が悪化し、しっかり者の母の気力がなくなり、少女のようになって椅子に座ってボーッとするようになりました。
この一年の内に急に顔も性格も変わりました。
私にとりついている霊がやっていることと思うのですが、違うかもしれません。
霊に体を動かされるので、私の動かす力と重なり、まっすぐに歩けなくなりました。
時に脳がボーッとして何も考えられなくなります。
体温も急に上がったり下がったりし、残尿感、後頭部のコリなど、身体面や経済面、人間関係も全て行き詰まっております。
父や母は私を助けてくれる存在でしたが、力が落ちてきました。
私の波動を落とそう落とそうとする働きがあると感じています。
仕事もいい所へいくのは難しいです。対人関係の邪魔もされます」
「菅原さんはこちらへ来る前にどこかで見てもらいましたか」
「最初インターネットで浄霊する所で見てもらいましたがダメでした。
半分だまされた感じでした。
1回だけでした。
次に山梨県の除霊師さんに家まできていただきました。
仏壇を掃除していただいて少し落ち着きました。
あとはおばの紹介である宗教法人の会員に入っています。
お札を体に当てて気をいただく形でやっています。
自己浄霊で私の力の方が少し勝る形になっています。
そこはコロナで浄霊が全面休止なっています。
自己浄霊している時にも、正神崇敬会でお世話になるのがいいと感じました。
母がN宗に私を入れています。
令和元年12月に、母と二人で入会しました。
お経を上げていて、こちらの神様にお願いするといいという思いが出てきて、思いきって来ました。
80代の母は毎日頑張って気力は保っていますが、病態はよくなってないです。
私が霊障といってもガンとして受け付けません。
私が霊の嫌がることをすると母の腰が痛くなります」
「霊の声は聞こえますか」
「声が聞こえるのはないです。体が動かされるのが主です。
体が重だるいです。気力はなんとかあります」
「睡眠はどうですか」
「睡眠は寝れています。足りているかどうかは分かりません。
70代後半の父も、母も霊に操られているように私からは見えます。
家がとても汚くて、父も母も不潔にしています。
環境が負のエネルギーに満ちています。
父も母も綺麗にしたい気持ちはありますが、物を捨てられるのが嫌いで家の片づけが中々進みません。
私が手伝っていますが」
「そうすると、菅原さんが中心になってやらなければなりませんね」
「ペットを飼っています。
大型のインコとセキセイインコを飼っています。
大型のインコのピーちゃんは今、25才から30才ぐらいになります。
家の庭に飛んできたのを保護した子です。
私は物心がついた時から憑依があったかもしれません。
なぜか母に嫌われ、憎んでいました。
大人になるまで仲良く出来ませんでした。
私は三人姉妹の長女です。妹二人は可愛がられていました。
私だけに母は継母のようでした。
私は東京で一人暮らしを10年しました。
勤務先の風水の鑑定事務所の経営が悪化して他所に勤めましたが冷たい所でした。
スーパーのバイトです。冷房機の前の仕事で体調を崩して。3年前に実家に戻りました。
その頃から、その人(霊)に憑かれていたかもしれません。
買物カードがうまく作動しなかったり、不動産屋さんから道を間違えて教えられたり、鍵を忘れたりするので、天のサインに気を付けて暮らすようになりました。
自分で勝手にサインを作ってしまいました。
自分でしたいことをサインで止められ、従うようになってしまっています。
そこも霊に利用されているようです。
憑依霊はサインを作って私の行動を押さえ、波動を落とされました。
おかしいと思っても、サインに従う生活を何年もしています。
掃除を途中でやめてしまったり、私は天に従っているつもりでいました。
最初は観音様が私に降りてきたと思い込んで体を取られました。
でも、行動はおかしかったです。
ネットで調べて、死者の霊に憑依されていると1年前に分かりました。
父と母とペットの鳥にも影響を与えて妨害されます。
噛まれたり。
どこまでが霊障か分かりませんが、辛いです。
目覚し時計が突然鳴ることもあります。
汚くすることを霊は喜びます。
対人関係でも汚い言葉を浴びせかけられました。
私もきつい事を言ったり、最初、私が話しかけると、首を縦に動かしたり、横に振ったりして、霊と会話していました。
今もその方のことを思うと、咳をしたり、虫が飛んできたり、ペットの鳥が鳴いたりしています。
その方とは、今は連絡がとれないでいます。
私が「音楽関係の仕事したい」と言ったら、「勉強して対談したら」の話が出ましたが、そこまでの自信がなく断ってから連絡が途絶えています。
写真を胸に当てると温かいエネルギーを感じます。
私につている霊が、父や母にも憑依しているのでしょうか。
中に憑依している霊が先を見て物語をコントロールしているので、あまり情報を事前に教えるとコントロールされてしまいますので。
「菅原さんは憑霊体質です。運命を妨げる低級霊の憑依妨害があります。
人霊のふりをしている邪神『稲荷邪神の憑依』の霊障です。
お父さんとお母さんに稲荷邪神は憑依していませんが、悪影響は与えられています。
ぺットも影響を与えられています。
稲荷邪神は菅原さんの思いと違うちぐはぐにさせたり、先読みして動かすのが得意です。
内部(肉体より奥の幽体霊体)に根を張って浸潤憑依していますから、外側から一枚づつ浄化していく必要があります。
低級霊は汚れたことが大好きです。
綺麗にすると嫌がり抵抗しますが、目先の現象に惑わされないで道理を通すことが大切です。
先祖供養と精神修養でN宗をされるのはよいことです。
浄霊を行う〇〇会は破壊状態ですね。
本日は菅原さんの霊障のお祓い(浄霊、除霊)、霊体質の浄め、稲荷邪神の一部浄化(奥に魔神の働きもあり)、奥の浄め、周辺の浄め、神気充電、命運の御守護をいただかれましたよ」
「そうですか、ありがとうございます」
10月6日付のお礼葉書
「笹本宗道会長先生
先日は誠にありがとうございました。
その後、何か迷うたびに先生の「道理を通す」というお言葉を指針にしております。
当日は頭がいっぱいになっておりましたが、ふり返ると大変ありがたい貴重なお時間を頂いたことに気づきました。
本当にありがとうございました。
何とかできるだけ早くまた伺わせて頂きたいです。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
菅原幸代」
10月27日、菅原さんはお母さんと二人で2回目のお祓い(浄霊、除霊)に参られました。
お二人が直のお祓い(浄霊、除霊)をお受けになられました。
10月、11月と菅原さんは数回神様のお祓い(浄霊、除霊)をお受けになり、その間行方不明の心配があったお父さんが無事に帰宅する御守護をいただかれました。
12月23日に来訪された菅原さんから、霊障の解消と霊体質の克服を目標に、一年間の集中浄化の願い出がございました。
お祓い中に菅原さんは魔神に取られて、怒り苦しみ敵対のすさまじい形相をされました。
「そんなことをしたって効き目はないぞ。
やめろ、やめろ」と迷わされ、菅原さんは迷いました。
「菅原さんに憑いている稲荷邪神と人魔が、浄化されては困ると、執拗に抵抗しているんです。
惑わされないで、神様を信じて頑張ることが大切です」
意味を理解され、菅原さんは改めて集中浄化を申し込まれたのでした。
12月26日21時35分着信メール
「いま、夕拝をあげさせていただきました。
1回やり直ししてしまいました。
宗道先生にメールさせていただくお時間は、夜の何時ごろまでですと、お差つかえないのでしょうか。
また、おととい24日に、集中浄化の奉納料をお振り込み致しました。
ご連絡が遅くなって申し訳ございません」
12月26日21時53分発信メール
「菅原さん神詞の途中で雑念が入ったときにやり直すことは大切です。基本です。
ありがとうございます。
集中浄化の奉納のご連絡恐れ入ります。
神様の集中浄化で菅原さんの憑依稲荷邪神のお祓い(浄霊)、人魔のお祓い、霊体質のお祓い、肉体のお祓い、霊体質奥の浄めを日々取次奉ります。
菅原さんも想念を高める御霊磨きの修行を頑張ってください」
12月27日8時32分着信
「おはようございます。
昨日はメールありがとうございました。
また、メールは夜の9時半頃までとさせていただきます。
ありがとうございます。
たくさんのお取次を、誠にありがとうございます。
今まで、自分に都合がよい言い訳をしていて行動していたこと、あるいはしなかったことも、「神様がご覧になったらどう思われるだろう」と考えると、より正解に近い選択が出来る気がしました。
一番最初に教えていただいた「道理を通す」ことに繋がると思いました。
これからは、自分の想念に対しても、神様を意識して、高めるようにしたいです。
まずは、感謝すべき方々に(身近な両親)に良くない想念が湧いていても、感謝すべきことを思い出していきたいです。
これから朝拝を心を込めてさせていただきます」
12月27日、8時29分着信
「先生、恐れ入ります。
よろしければトホカミエミタメの意味を教えて頂けます。
いつも伺うのを忘れてしまって。
ご都合よろしいときに、どうぞお願い申し上げます」
12月27日17時19分着信
「先生、こんばんは。
昨日、月に1,2回掃除や片づけや大工仕事をしに来てくれる男の子が来てくれる日だったので、母の片づけが進むことを期待していたのですが、母が片づけるつもりで準備していた不用品を、父が前日に全部しまってしまい、片づけが出来なくなってしまいました。
母に、睡眠時間をもう少し確保したいことや家を売ることなど、話したいことがたまっているのですが、いつも父が母のそばにいるので(それが母のすごいストレスでもあります)、まだ話せていません。
午前2時に寝ているのをなんとか早く寝れるように工夫しないとと思っています。
また、由美ちゃんのお母様と私はやっていることが似ているように思いました。
だから先生がよく由美ちゃん達のお話をしてくださるのでしょうか。
父と母になんとかお風呂に入ってもらったり、パジャマを毎日着替えてもらうように言い方を考えたりしています。
母は最近は1日中パジャマで、そのまま寝てしまいます。
食べ物もぎょっとするものを時々食べてしまうので気を抜けません。
妨げないことも多々あります。
今までより、喉から上(脳)を締め付けられている感じがします。
首も固く、頭がボーッとしています。
負けないぞ、の感謝の祈りを頭の中で繰り返そうと思います」
12月27日20時47分送信
「菅原さんこんばんは。
御霊磨きに取り組まれていますね。
トホカミエミタメの意味は
①「岩戸にお隠れの天照大御神、その光あふれる玲瓏たるお姿を再びお現わしなさられ、遍く全世界をお照らし下さい」
②「わが心に内在する明るい魂よ、お出ましあれ」の2つがあります。(②は笹本宗道独自の教えです)
植村さんのお話で菅原さんと似ている部分があり、魂の向上の修行の理解を深める意味で参考になりますので、お伝えさせていただきました。
菅原さんに浸潤憑依しているしつこい稲荷邪神と、奥で取り仕切る人魔の頑強な抵抗があります。
正神界の神々の御守護と魔神界邪神界の抵抗妨害のせめぎあいに打ち勝つためには、正神界の神々に御浄化賜りながら、不断の霊格向上の修行が必要です。
菅原さんが感謝すべき人に不平不満をいだくのではなくて、感謝して接していくとの問い合わせの心の態度はおっしゃるとおりです。
小さな積み重ね、一つ一つの事柄に心を込めて実行してすがすがしい家庭環境への切り替えを目指して頑張ってください」
12月30日21時16分着信
「宗道先生、こんばんは。
ご指導頂きまして、ありがとうございます。
今日はなぜかイライラしていて、どうしてだろうかと不思議でしたが、多分昨夜、料理中、父にイラッとしてしまい、その時に作っていただお料理をいただいたからだと思いました。
父は悪くなかったのにイラついてしまい、反省しましたが、今日という一日を大切にできませんでした。
申し訳ございません。
夕拝で正神界の神々様にお詫び申し上げます。
昨日は1時半ごろの就寝になりました。
今日はまた違う方法で早寝を試みます」
12月31日8時19分送信
「菅原さんおはようございます。
喜怒哀楽の感情のコントロールは、御霊磨きの基本です。
菅原さんが反省されているように、些細なことでイラっとしない。
怒りの感情にとらわれないことは、ご自身のためにも、相手のためにも、また周囲の人たちに邪気を振りまいて雰囲気を悪くしないためにも必要ですね。
イラっとした怒りの感情、負の意識は魔神邪神の大好物です。
菅原さんの体を取るのと、潜在意識に働きかけててくる稲荷邪神と人魔の抵抗、妨害、破壊作用にとらわれないように、しっかり頑張ってください。
菅原さんは大切な人に感謝の心第一に接していくことを言挙げ(ことあげ・表明)されています。
宇宙神道では、目には見えませんが確実にいらっしゃる神様を崇め敬い、清濁相まみえる現実世界において、誠心で、自己創造的発展的生命活動に取り組んで、よりよい世界を創造していくことこそが、一人一人の人に与えられる使命であると説いています。
良い心、良い想念・意識で、健全な精神で身近なところからよりよい環境に作り替えていくのです。
頑張って明るい未来を築いていくのです。
神様への感謝とお詫びを御霊磨きの柱にして、今日という一日に心を込めて精進致しましょう」
12月31日8時31分着信
「宗道先生、おはようございます。
ご多忙のところ、お返事をくださり、誠にありがとうございます。
自己創造的生命活動に取り組ませていただきます。
よりよい自己、よりよい未来を創造したいです。
まずは、身近なところからとのこと、頑張ります。
負のエネルギーにとらわれないよう、がんばります。
大切な人に感謝の心を念頭に、言挙げに添いますよう、がんばります。
宗道先生、ありがとうございます」
12月31日8時32分着信
「今日の大祓式も、ありがとうございます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
大切な日に、ご連絡くださり、誠にありがとうございます。
先生がくださったメールを何度も読み返します」