◎山瀬真奈美さん(仮名)◎主婦
▶因縁、霊障による偏頭痛から解放され、薬が不要に
私がはじめて正神崇敬会の鳥居をくぐったのは高校生時代のことでした。
病弱で薬を手放せなかった母が、先代の宗園先生にご縁をいただいてなにかとお世話になっており、母に連れられておじゃましたのが最初でした。おかげさまでその母もすっかり健康を取り戻し、今日まで、神様からいくつものご守護をいただいてまいりました。
私もかつては偏頭痛持ちで、とくに就職してから症状の悪化に苦しんでいました。頭痛で夜中に目が覚め吐気を催したり、職場に向かう通勤電車のなかで気分が悪くなり、やむをえず引き返したこともありました。病院で精密検査を受けても異常は見られず、対処療法として鎮痛剤や筋肉弛緩剤が処方され、薬に頼るような生活をつづけていました。
通勤途中で吐気を催すような激しい頭痛に見舞われるうちに、「また具合が悪くなったら…」という不安が頭から離れなくなり、しだいに外出することが怖くなりました。そのうちに電話に出ることさえ苦痛になり、最終的に、退職に追い込まれてしまいました。
宗道会長の霊査により、自分が持っている因縁や、霊の障りが頭痛の原因になっていたことがわかりました。しばしば通勤途中で具合が悪くなったのも、人中で、誰かに憑いているよからぬ霊の憑依を受けたために引き起こされていたのです。
お祓い浄霊によってさまざまなものを浄めていただくと同時に、会長は心の持ち方についてもご指導くださいました。こうして、少しずつありがたい変化をいただき、おかげさまで半年ほどの充電期間をへて、新しい職場への就職が決まりました。
その後も時どき偏頭痛は起こりましたが、鎮痛剤を飲むことで十分対応できるようになり、仕事を休むことはなくなりました。しかしその後、主人と知り合って結婚し、妊娠がわかってからは、薬が飲めなくなりました。
会長からは日頃から体を温め、なるべく冷やさないように、というご指導をいただき、足を生姜湯で温めたり、冷たい食べ物は控える、自然食に切り替えるといった工夫をすることで、頭痛が起きても薬なしで対処できるようになりました。
その後、二人目の子供を授かり、今、子供たちは七歳と三歳になっていますが、おかげさまで上の子の妊娠中に薬をやめて以来、現在まで鎮痛剤はまったく飲まずに過ごさせていただいています。
今も時どき頭痛はありますが、大元にあった因縁はお祓いできれいにしていただきましたので、かつてのように急激に気分が悪くなるようなことはなく、体を温めて滞りをなくすといった方法で十分対処できるようになりました。
▶夫の家系因縁による足の腫れがすっかり治まる
今から四、五年前のこと。主人の左足が赤紫色に変色してパンパンに腫れあがり、歩けないほどの痛みや、高熱に襲われたことがありました。
だいぶ前から異変が起きていたようなのですが、主人は何も言わず、ある日、「熱があるから病院に行く」と言われて、はじめて大変な状態になっていることを知ったのでした。
はじめのうちは足首から先の部分だけだった変色はしだいに上のほうまで広がり、膝から下全体が赤紫色になってしまいました。
しばらくは、足を引きずるようにして仕事に出かけていた主人ですが、四十度近い熱が一週間もつづき、その間は会社を休まざるを得ませんでした。
受診した病院では、足の炎症が原因で熱が出たのではないかと言われたそうですが、転んでどこかに傷ができたわけでも、打撲したわけでもなく、どうしてそこまでひどく脹れ上がるのか見当もつきませんでした。
主人もいよいよ病院ではどうにもならないと思ったのでしょう。自分から、笹本会長に電話を入れてほしいと私に伝えてきました。
早々にお電話で主人の状態をお話しし、遠隔でお祓いをお願いしました。
その後、私が会長のもとに出向いてお祓いをしていただきましたが、腫れはなかなか引きません。本人が直接うかがうのが一番だと思っていた私は、主人にそのように勧め、付き添って正神崇敬会に会長をお訪ねしました。
神様に霊査のお取次ぎいただいたところ、主人の家系の因縁がかなりかかっていることがわかり、三ヶ月の集中浄化をお願い申し上げました。
はじめのうちは足がパンパンで靴もはけないような状態がつづき、主人はサンダルをはいて通勤しました。二週間もすると痛みはかなりやわらぎ、一ヶ月を過ぎるころには、なんとか靴がはけるようになりました。そして、集中浄化を終えた三ヶ月後にはすっかり痛みがとれ、見た目にも赤みが引いてきれいになりました。
主人の家系はそれまで先祖供養といった事柄にはほとんど関心がなく、足の腫れを通して、供養の大切さに気づかせていただいたのです。おかげさまでそれ以来、足が腫れるようなことはなく、健康に過ごさせていただいております。
神通霊能者 笹本宗道著 「宇宙神道―神々の救済」 より引用