ご依頼：　千葉県我孫子市のS様（会員歴３０年余り）

神事取次ぎ：　審神者・神通霊能者 正神崇敬会 会長笹本宗道

医学的に原因不明の突発性難聴を正神界の神々様に治していただけないものかとSさんが正神崇敬会へ参られたのは、平成元年１０月２６日のことでした。

「こんにちは。お世話になります。まず、ご報告とお礼なんですが。前回私が宗道先生にお願い申し上げました長男夫婦の第二子の件ですが、神様に安産祈願とお祓いのお取次ぎをいただき、おかげさまで五体満足の元気な次女が安産で誕生いたしました。

神様にお守り賜り有難うございます。

ところで本日私が正神崇敬会・手賀神社へお訪ねしたご相談事なんですが、実は私は１０月１１日頃から左耳が難聴になりました。特に思い当たる原因はありません。

病院に通っていますが、はかばかしくありません。最近は左右の耳とも難聴感があります。私の難聴は知らぬ間に犯した霊障なのか、それとも単なる老化現象と考えた方がよいのか。

治療方法はいかにすべきでしょうか、お導きください」

「Sさん、元気なお孫さんが安産で誕生されたことは何よりです。おめでとうございます。

本日Sさんが願い出された突発性難聴の内容は承知いたしました。今から神様にお伺いを立ててみましょう」

とSさんにお返事して、私は神前に向いました。

三礼三拍手一礼をして祓い祝詞奏上し、神名奉唱の後、Sさんの突発性難聴の原因がどこにあるのかを正神界の高級神霊のお力を借りて調べる霊査にとりかかりました。

私の守護神である竜神界皇臣神の御神示によりSさんの病気の原因が判りました。

Sさんの突発性難聴は、老化現象による部分と霊障の部分とがあるとの由で、霊障についてはSさんに憑依妨害せし火魔（笹本宗園初代会長がその存在を認め、二代会長私儀笹本宗道が解明した七大魔神界の中で３番目に強い魔神のことです）の障りによるものが一番の原因であると判明したのでした。

Sさんの肉体・幽体・霊体に内在している穢れの浄化と、同じくSさんに憑依して火魔の霊障を助長している竜神眷族邪神複数体のお祓い浄霊、浄化除霊の要もありと判りました。

この件に関して、神様はSさんの突発性難聴という難しい病気の霊障解消のために、３回のお祓い浄霊、浄化除霊と神気充電が必要であると神霊治療の回数を格別の御守護で明快にご神示くださられたのでした。

その旨をSさんにお伝えして私はSさんの耳の神癒祈願と火魔と竜神邪神のお祓いと、邪気・魔気・穢れ・マイナスの波動の浄化、神気充電の神霊治療を正神界の神々に取次ぎ奉りました。

翌月の１１月１４日にSさんは突発性難聴の平癒へ向けて２回目の神霊治療を受けに見えました。

「難聴障害は両耳に出ています。痛みも何もありませんが依然として続いているので、引き続き原因の除去（除霊）をお願い申し上げます」とのお申し出でした。

この日Sさんは私のお祓い浄霊の取次ぎを介して正神界の神々から憑依されている火魔の部分浄化、竜神眷族霊３体の浄化、邪気・魔気・穢れ・マイナスの波動と魔粘体（魔粘体とは、魔神界由来のちょっとやそっとのお祓いでは取れない粘り気のあるしつこい穢れです。魔粘体は神通霊能者の笹本宗園師と私儀笹本宗道が解明した魔神が作り出す負の霊的エネルギーです）のお祓いをいただかれました。

またこの日は、Sさんが火魔と竜神邪神の憑依を許すことになった罪のお詫びによる浄化と、Sさんの業の元にある前世因縁の一部浄化もSさんは神様からいただかれたのでした。

この年の大晦日に３回目の神霊治療を受けるためにSさんが参られました。

「今年一年のお礼として、特に長男夫婦並びに次男夫婦それぞれに女児と男児が無事安産で誕生できた神様のご守護に感謝申し上げます。

私の難聴状態の完全治癒をお願い致します。

症状はほとんど良くなったように思われますが、今一つ完全に元に戻っていないように感じられます。

何卒よろしくお願い申し上げます」とSさんがお申し出されましたとおり、２回目のお祓い浄霊と神気充電でSさんの病状はあと一歩という所まで、神様に癒していただけていたのでした。

この日私はSさんの肉体・幽体・霊体のお祓いと、火魔のお祓い、神気充電、それとSさんの前世因縁の浄化を正神界の神々に取次ぎ奉りました。

火魔の浄化を終えて、正神界の神々様から厚い神癒の御守護をいただかれたSさんの突発性難聴が、「おかげさまですっかり治りました。たいへん有難うございました」と、Sさんから完治のお礼報告をお聞きしたのは、明けて平成２年２月１９日のことでございました。

Sさんの次の予約時間枠でお見えの医学博士号を持っているある薬剤師さんが待合室でお待ちでしたが、「難しい病気の突発性難聴の方が神様のたった３回のお祓いで治ってしまったとはすごいですね。驚きました」と目を丸くしておっしゃられていたことを私は鮮明に記憶しております。

あれから２６年が経過した平成２６年５月１日現在、８５才になられるSさんの両耳は健在です。