③『霊の迷いは心の迷い。人間頭では分かっていても、心のきりかえ(想念転換・意識改革・精神の向上)が思うに任せないのは、霊障の他にも原因があります。それは、たとえ正しい方に心をきりかえるためだとしても、思いグセの修正には煩わしい苦痛が伴うからなのです。それをのり超えるためには……』
個人が先天的に持っている性格にプラスして、幼少期の家庭の中での言葉(言霊)と経験が意識にすり込まれ、意識の中で習慣化・固定化して無意識の層へと送り込まれて、個人の人格のベースが形成されます。
外的要因である環境の影響も受けて、個人の人格形成が更になされます。
良きにつけ、悪しきにつけて個人の人格として形成されてしまっている心(想念・意識・精神)を変革するためには、「このままではいけない!自分は変わるんだ!」という当人自身の自覚がまず必要になります。
自覚が、覚悟にまで高まったならば、よきスタートが切れます。
心の迷いを解いて、霊的に成長していくためには、清濁相まみえる不完全な人間社会の中で、人に優しく調和融和を計りながら、自分には厳しく巧みに善念を貫いていく勇気と、粘り強い忍耐力の育成が必要です。
向上したいという志を立てて、それを貫く意志の力を鍛えることが必要です。
物事の思いようと、受け取りようを肯定的にされることです。
素直になることです。
『神へのお詫びと神への感謝』の行を地道に重ねながら、思いグセを宇宙の普遍の真理に照らして修正されるのです。
良心に基づく善念を、自分自身に言い聞かせ、言葉と態度と形に現わして、着実に実行し続けるのです。
自分なりにベストを尽くして、そこから先は神様へお任せする日々を重ねられるのです。
そうして人生を歩んで参られますと、明るく、すがすがしく、とらわれのない、喜びの境地が必ずや開けることでございましょう。
追記 心を込めて真剣に集中してお唱えする正神界の神々へのお詫び行は、自霊のお祓いである自己祓いと、自己浄霊と、自己除霊の一定の効果がございます。また自霊の業と因縁浄化(前世因縁浄化・家系因縁浄化・色情因縁浄化・我執の因縁浄化・無理な蓄財の因縁浄化など)の一定の効果もございます。
②『霊の迷いは心の迷い。霊障を起こす憑依霊は、捕らわれている人の顕在意識・潜在意識・深層意識のいずれかの心の迷いに乗じて、取り憑くことがございます』
私が審神者・神通霊能者・心霊療法家として活動している最近の事例ですが、精神病で自殺した人の霊に憑依されて霊障で苦しんでいる方が、正神界の神々様のお祓い浄霊(心霊療法・神霊療法)を受けに参られています。
昨年の暮れにその方は不眠症、うつ、悪夢、一人住まいの家で誰もいないのに夜中に人の気配がしたり、足音がしたり、壁にボーッと顔が浮き出てきたり、自分の意志ではないのに勝手に分けの分からない言葉が口をついて出てきたり、舌がベロベロとヘビのように動いたり、左右の手が勝手に動き出したりと、心身に変調をきたしてしまわれ、心配されたご両親がその方のことを精神科へ入院させたのでした。
「自分の心が弱いのが一番いけないんです。私は(精神状態が)おかしくなってしまい、成田市の病院に1ヶ月余り入院していました。
薬の副作用からか、肝臓と腎臓を悪くしています。尿の数値でバイ菌が入っているとのことでした。骨も弱っているとも言われました。
お祓いをよろしくお願いします」と、この方は平成26年4月23日に願い出されたのでした。
この方に憑依している自殺した霊の体の痛みと迷いの念は、正神界の神々に4月23日、24日、27日、28日の計4回のお祓い浄霊でご浄化いただいて、ぶじ成仏へとお導きできました。
一回一回、神様に憑依霊をご浄化いただく度に、この方の心身の変調は改善して、心霊現象も終息いたしました。
「先日神様にご浄化、ご供養いただいて、私に憑いていた方が成仏されてから、おかげさまで私の体は動くようになり、体の痛みも無くなりました。ありがとうございました。
本日も私の身体のお祓いと、御霊みがきをお願い申し上げます」と5月1日の5回目の来訪時にこの方はお申し出になられました。
この方は、心の迷いをのり越えて、明るくすがすがしく強くなるための心の修養に、積極的に取り組まれ始めました。
その後、定期的に心身のお祓いと神気充電をいただきながら御霊磨きに励まれるようになったこの方の、肌には若々しく張りがでました。笑顔が増えました。人生に前向きに取り組んでいこうという意欲が出て、活力が漲ってまいりました。
そうして、神様にお導き賜っていた適職の現在の職場にも、正社員として再就職を果たす心願成就が叶いました。
「神様のおかげで私はこうして幸せでいられます。心から感謝申し上げます。
そして、何かあるとまだまだ心に迷いを起こしてしまうこともある私です。
これからも私の心が明るく強くいい状態でいられますように、どうぞ御霊磨きをよろしくお願い申し上げます」と、霊的成長の証を表明されるに至りました。
霊障を浄化解消するためには、お祓い浄霊(除霊)を強力にすすめると同時に、心の迷いを解きつつ、更に魂に磨きをかけていくことも忘れてはならないのだということを、ホームページをご覧の皆様にこの事例を通してご理解いただければ幸いに存じます。
茨城県のH様の症例
キツネ(穢れた稲荷眷族霊)の霊障の除霊を求めてその男性は、千葉県成田市のお寺を始め、方々のお寺と、霊能者(占い師の霊媒)に除霊していただきましたが、寝ても覚めても聞こえ続ける霊の声はエスカレートする一方で一向に解消されず、苦しんでおられました。
平成26年4月13日に正神崇敬会へ除霊の相談でその男性がお見えになりました。
憑依霊を外して追い払う除霊ではなくて、神様(正神界の高級神霊)にお祓いで霊の穢れや苦しみをご浄化いただいて、霊が本来いるべき世界へとお引き上げいただく浄霊が、霊障解消の根本の方法であることをその男性に説明して、神事をお仕えさせていただきました。
ご相談初回のこの日、正神界の神々に憑依霊の浄霊をいただいた男性に聞こえ続けていた霊の声は、ピタリと止みました。良く眠れるようになりました。身の周りにも霊は出なくなりました。
方々で鑑てもらっても良くならなかった男性の霊障が、合計4回のお祓い浄霊による神霊療法(心霊療法)できれいに解消した症例をこのたび実例180に記載いたしました。
関心をお寄せの方はどうぞご覧ください。
①『霊の迷いは心の迷い。憑依霊の迷いの念は、憑依された人の心の迷いとなって現れやすいのです』
成仏できずにさ迷っている霊や、穢れて落ちている霊の憑依を受けると、一般の医療では治りにくい症状や治らない病気、精神障害、難病、奇病がしばしば発現します。また、人間関係のトラブル、不調和、運命の妨げも霊障として起こります。夜中に金縛りにかかったり、霊の声が聞こえたり、誰もいない廊下で足音がしたり、霊が出てきて姿を見せたりといった心霊現象や怪奇現象が起こることがあります。
事故や災難が続くという形で霊障が現れることもよくあります。
霊障を解消するためには、憑依霊や影響を及ぼしている霊のお祓い、浄霊、除霊、供養を行って、然るべき処置をしなければなりません。
心霊療法では、症状や障害を出していた霊が離脱していなくなれば、一応解決ということになります。
一方、一段掘り下げて霊障を解消しましょうということであれば、憑依を受けた人の心の切り換えと、心境を向上させるための心の修養、修練が欠かせません。
なぜならば、迷っている霊と、憑依を受けた人とが、同じ波長か近い周波数の波長であるために、迷っている霊と同調している部分があるからなのです。
低級霊の周波数と同調、感応しないように、憑依霊の障りを受けて苦い経験がお有りの方は、自らの霊の周波数を高める精神的向上(心境の向上、つまり神道で言う御霊磨き)に取り組まれ、心に隙を作らないように、しっかりされることが望まれます。
心境が向上すれば霊格が高まります。霊格が高まれば、それにふさわしい神格の高い守護神と、霊格の高い守護霊が付いて守って下さるようになり、霊的抵抗力が強化します。
迷っている霊や邪霊の憑依を未然に防ぐ、慿霊予防の効果的な対処法となるのです。
平成26年5月5日
端午の節句祭講話
「きょうも 良き一日で ありますように」
会長 笹本宗道
正神崇敬会で飼っている九官鳥の二代目ピーコちゃんは、教えていないのに独りでに「キョウハ サイコウダネ、キョウハ サイコウダネ、イマ サイコウダ!」とおしゃべりします。
ピーコちゃんの明るく可愛らしい「キョウハ サイコウダネ」の声を聞くたびに、神様から「日々そういう日にしていくのですよ」と、お悟としいただいているような気がしてなりません。
本日の端午の節句祭は、男子の健やかな成長を神様に祈願感謝奉り、また、皆様お一人おひとりの勇魂を磨き鍛えることに意義を見い出す日でございます。
神前にお集まりの神人の皆様に、私から一つお願いがあるのですが、本日からぜひ皆様に実践していただきたい祈りの言葉がございます。簡単な優しい祈りの言葉です。
それは、「きょうも 良き一日でありますように」と縁者の方々のために祈り、直接でも電話でもメールでもいいですから声をおかけいただき、また自分自身のためにもお祈りしていただきたいということなんです。
お祈りをされる主体の貴方様が、ご自身の心を、端午の節句祭にちなんだ勝負に打ち勝つ勇気と胆力で諌(いさ)めて、周囲の人たちに思いやりまごころの人間尊重を実践いただいて、お互いに心豊かに感謝と喜びを見い出していけるよき一日にしていただきたいのです。
有限の人生とは、一日一日の積み重ね、瞬間瞬間を束ね合わせたその総てです。
「ああ、あの日、あの時にもっと違う言葉と態度であの場にいたら、私の人生は今とは違っていた。こんなはずではなかった」という後悔が少なくなるように、思いやりまごころと敬意を忘れずに、一日一日を真剣に大切に、一寸の光陰を軽んずべからずで、良き一日にすべく、生かさせていただきたいものです。
「キョウハ サイコーダネ、キョウハ サイコーダネ。イマ サイコーダ!!」
『きょうも 良き一日でありますように』
※正神崇敬会の「皆が幸せでありますように」の祈りの言葉の、個別実践版のお祈りが、「きょうも 良き一日でありますように」ということになります。
正神界の神々に神通霊能者の笹本宗道が取次ぐ神癒のお祓いと浄霊、神気充電による心霊療法で、難病の突発性難聴が完治した症例と、原因不明の病気が快癒した症例を、実例の177、178に公開いたしました。
関心をお寄せの方はご一読ください。