「承知いたしました。
正神崇敬会では、神通霊能者の初代会長笹本宗園に始まり二代の笹本宗道が、ご相談願い出の皆様の霊障による病気平癒と、心霊スポットに行ってから原因不明の体調不良が続いている、霊の声が聞こえる、家に霊が出てきて眠れない、事故に何度もまき込まれる、やることなすことすべて失敗の不運続きで明らかにおかしいなどの心霊現象による霊の障りの解消の依頼をお受けして、創立以来はや39年目に入りました。(平成26年1月9日現在)
正神界の高級神霊にご相談ご依頼の皆様の病気平癒を祈願奉り、肉体と幽体と心(想念・意識・精神)に病気の原因として係わる生き霊や、動物霊や、邪霊や、落ちた眷族霊や、因縁霊などの憑依霊のお祓いと浄霊、除霊の御守護を賜る神事は、神霊療法(心霊療法)そのものでございます。
また浮遊霊や地縛霊や周辺霊などの外部からの霊的な障害を受けてしまう心霊現象の解消のための祈願、お祓いと浄霊、除霊も神霊療法(心霊療法)の範疇に入ります。
神霊療法(心霊療法)では、病気や不運の原因である憑依霊や因縁霊や周辺霊(周辺霊とは、笹本宗園師がその実存を初めて明確にした言葉です)のお祓いと浄霊、除霊のみならず、ご相談ご依頼の皆様の心身にふりかかっている邪気・魔気(魔気とは人間の健康と健全な精神と運命を狂わせる魔神界の破壊、腐敗、狂気、虚のエネルギーのことです。魔気は、精神世界・神道界で私儀笹本宗道が初めてその実存を認知して公表した言葉です)、マイナスのエネルギー(波動)のお祓い、浄化も国常立大御神の配下の高級神霊の浄化パワーをいただいて行います。
ご相談ご依頼の皆様の守護神や守護霊が穢れてお疲れで、ご相談者ご依頼者のことをよく守れない状態に陥っている時には、高級神霊から浄化パワーをいただいて、守護神と守護霊に元気を回復していただくことも神霊療法(心霊療法)に含まれています。
神霊療法(心霊療法)の代表的な修法には「スサノウ神法」「サダヒコ神法」「オオヤマツミ神法「アマテラス神法」「ツクユミ神法」「ククリヒメ神法」「クニノトコタチ神法」などがございます。(拙書「神の六法」をご参照ください)
霊障の浄化には、障りを出している霊のタイプによって、その適切なお祓いと浄霊、除霊、浄化を司る主管となる神界が異なるため、各神界に神通する能力と的確な霊査が出来る審神者(サニワ)としての力量も不可欠となります。
更に神霊療法(心霊療法)では、霊障の元の原因である業と家系因縁及び前世因縁の浄化にも、深く必然的に取組む構造になっております。
ご相談者によりよい成果をいただき得るための神霊療法(心霊療法)には、神格の高い神々から浄化力をどれだけいただけるかどうかが鍵となります」
「正神崇敬会へお見えになられたある女性から、寝ている時に白いフワフワした煙のようなモノが口から出ていって、寝ている自分自身の姿を眺めている体験をしたのだというお申し出がございました。
その方から『幽体は体のどの部分から抜け出るのでしょうか』という質問を受けましたので、解説させていただきます。
①口からエキソプラズマが出ている古典的で分かりやすい例は、公益財団法人日本心霊科学協会で発行されている「心霊研究」や、学研の「ムー」などには、しばしば登場しているとおりです。
その他に幽体が出やすい場所としては、②眉間、③頭頂部の百会が上げられます。
その他に、④おへそ、⑤胸部から離脱することがあります。
心停止、呼吸停止して仮死状態に陥って、幸運にも蘇生した方々からは、三途の川、トンネル、この世とあの世の間にそそり立つ高い崖が出てきて、その先の向こうの世界はお花畑だったり、明るい光が溢れた世界であったという共通した話を聞かされます。
また、自殺を計って蘇生した人の場合には、落ちて行った向こうの世界は、暗黒の冷たい世界だったと一様にコメントされています。あの世を垣間見て生還できた方々は、幽体が肉体から抜け出して、糸のように細く延びた幽体の一部が、間一髪ギリギリのところで肉体から切れなかったために、この世に戻って来ることができたのです。
このパターンの幽体離脱はこの世の三次限の世界と、あの世の霊界(極楽浄土・天国)ないし幽界(地獄)との、次限の違う世界を移動するパターンです。
この世の空間を移動するパターンの幽体離脱では、たとえば寝ている間や昏睡状態のときに遠隔地の様子を見て来て、目覚めてから現実と符合する様子を語り出すなどの例を上げることができます。
また、未来を見てくる正夢も幽体離脱です。このパターンの幽体離脱は、幽体に乗った意識が現在から未来へ向って時間に先行して移動して、現在に戻ってきたパターンです。
霊体質であった私は、子供の頃からしばしば正夢を見ましたが、実はこのパターンの幽体離脱を知らない間にしていた訳でした。
超能力者の予知能力は、コントロール可能な幽体離脱が少なからず関与しているということになります」
(参考文献 立花隆著「臨死体験」<上・下> 文藝春秋刊)
「ええ、それは間違っています。
人間教育の基本は、家庭の躾にあります。
まず、子を持つ親がしっかりしていないことには始まりません。
可愛いわが子の健やかな徳育、情操を育む、教育の責任は両親にあります。とりわけ母親の役目が重要です。
『お早うございます。こんにちは。こんばんは。お休みなさい。
おかげさまでありがとうございます。
ごめんなさい(以後気をつけます)。
いただきます。
ごちそうさまでした』等々の人間基本の挨拶や礼儀はきちんと出来ていますか。
生きる基本の食事のときの『いただきます』の言葉は、いったい誰に対して言う言葉でしょうか。
①食事を作ってくれるお母さんや収入を得て家庭を支えてくれるお父さんや、ご馳走してくださる方に感謝して言うのはもちろんのことです。
②食事をいただく私たちのために、命を犠牲にして生かし支えてくれている動植物のおかげに感謝と畏敬の念を込めて言うのももちろんのことです。
③そしてそれらを含む総てのおかげを下さる神様に向って『いただきます』『ごちそうさまでした』と申し上げるのです。
合掌して一礼しながら『いただきます』と『ごちそうさまでした』と心を込めて言える習慣が身に付いたなら、それは人間としての素晴らしい生活態度であります。
人間誰しもが誤ちや失敗を犯しますが『ごめんなさい。すみません。申し訳ございませんでした』と発する言葉には、同じ失敗をくり返さないで経験を生かして賢くなるための『以後、気をつけます』の素直な想いが入りますと、よりよい人間関係を維持しつつ、自分自身の成長と向上につながる生きたお詫びの言葉になります。
わが子に知識をつめ込む教育熱心であることも大切ですが、基本を疎かにすれば社会生活適合不全の片寄った人間に育ってしまいます。それは罪作りなことです。
子は親の所有物ではありません。『子は神様からの預かりもの』です。
子を持つ親の使命とは、可愛いわが子が自立して世の中のお役に立つ人間となるように育てあげることです。
言葉で物事の道理を教えることはもちろん大切ですが、それ以上に親御さん自身が日常生活の態度で手本となって、人間として大切な感謝の心、誠実さ、責任感、素直さ、思いやり、反省心、忍耐力、自制心、協調性、勇気、自立心、克己心、善悪の判断力、信念といったよき心をわが子に教え、育まなければなりません。
そのためには、まず親御さんから先に精神的成長、霊的向上に励まれることが望まれます」
千葉県のM様
「僕が毎日お唱えしている正神崇敬会の教典と会長さんのお話しで、僕が生活している中でいろいろ考えて『ああそうなんだ』とピンと気が付いたこととが一致して、うれしくなりました。そうしたことが2回ありました。
僕はまだ20何年しか生きていないので分からないことが色々ありますが、自分でよく考えて納得していきたいです。僕の考え方は間違っていますか」
「経験を通して実感する自分自身の気付きが大切です。
M君のその考え方でいいんですよ。
これから一つづつ小さな悟りの気付きを重ねて悟りに近づいていけばいいんです」
「分かりました。少しづつ探求していきます。ありがとうございました。僕の年が50才ぐらいとかだったら答をその場で聞きたくなくなるかもしれませんが……」
「そうですか(笑)」
「産土神は地球上に人間が誕生する以前の太古から、それぞれの土地を守護して参られた神様です。
産土神が守護されている土地に人間が住むようになって、祖先から代々守護いただいている産土神が、氏族の祖先の神である氏神と混同されました。また、居住地の神社に祀られてそこに住む住人を守護する鎮守の神を氏神とも呼ぶようになりました。
近世以降では産土神と鎮守の神と氏神を混同して、氏神と呼んでいます。
現代では産土神と鎮守の神と氏神とはほとんど同じ意味ですが、産土神が氏神の元の神様だとご理解ください。
そしてここから先は笹本宗園初代会長の教えに基づいて、宇宙神道の提唱者である笹本宗道が正神崇敬会の神論をお伝えさせていただきます。
宇宙統治の神におわす天照大御神の愛の神霊エネルギー(太陽エネルギー)を、地球上の生きとし生ける命を育む力に変換して生かしてくださり、運命を導いて下さる神は佐田彦大(御)神です。佐田彦大(御)神は地球上の地表すべての守護神におわします。海底の表面もまた佐田彦大(御)神が守護なさられています。
佐田彦大(御)神は、稲荷神界の長におわすと同時に、太古より産土神の長でもあられるのです。
佐田彦大(御)神から地球上の各地域ごとのブロックの守護を任されている神が産土神いという認識です。
神様の世界も地域の自然もすべてつながって成り立ち、そのおかげの上に私たち人間は生かされています。
私たちは日々、方々の遠隔地の産土神のおかげと人間の労働のおかげで、広くは世界各国、日本全国津々浦々のお米をはじめ、穀物、野菜、果物などの食物や、運輸交通、生活にかかわる様々なおかげを数多の産土神よりいただいて生かされています。
これら正神界の普遍の神々は悉く、私たち人間が感謝崇敬すべき尊い神々におわします。
産土神のことを氏神と認識しているのみでは、どうも視野が狭くなってしまうようです。
地球レベルで人間の活動が営まれている現代社会では、広く神々の世界の本質を学んでいただいて、神の世界も自然界も人間一人ひとりもみんなつながって人間として生かされているのだという意義を問うていくことが、大切なのではないかと思われます」
「眼の働きを守って下さる一番目の神様は、天照大御神と、月読大御神と、配下の正神界の火竜神界の神霊です。
日本神話で伊弉諾尊(イザナギノミコト)が左眼を洗われた(禊祓いされた)ときに天照大御神が誕生され、右眼を洗われた(禊祓いされた)ときに月読大(御)神が誕生されたと語られているように、宇宙の昼の光の世界を統治なさられる天照大御神と、宇宙の夜の淡い光の世界を統治なさられる月読大御神とが、眼の働きを保持し、眼病予防と眼病平癒のお祓い、浄化(浄霊除霊)のお力を下さる第一段目の神様なんです。
眼の働きを守って下さる二番目の神様は、伊弉諾尊が鼻を洗われた(禊祓いされた)ときに誕生された素盞鳴大(御)神です。
素盞鳴大御神が長としてお働きなさられ、御子神の大国主大神と御分霊の大物主大神、配下の祓戸の神々や住吉三神等の正神界の竜神界の神霊が、眼病予防と眼病平癒のお祓い、浄化(浄霊・除霊)のご守護を下さる第二段目の神様です。
眼の働きを守って下さる三番目の神様としては、佐田彦大御神(猿田毘古神)が長としてお働きなさられている、正神界の稲荷神界の神霊がいらっしゃいます。
稲荷神界の神々は、農作物をはじめ植物の生育や、商工業、運命の導きを下さるありがたい神様です。
稲荷神界の神々は竜神界の神々と協力して眼の中で光を電気エネルギーに変換して、神系伝達をして脳の働きを支えて下さいます。
稲荷神界の神々は、火竜神界の神々と竜神界の神々と協力して宇宙の普遍のバランスエネルギーとして、眼の働きをお守り下さる三段目の神霊です。
火竜神界の神と、竜神界の神と、稲荷神界の神が、仏界の神霊に変化(へんげ)されて眼の働きを守って下さる仏神には不動明王(火竜神界)、観音菩薩(竜神界)、薬師如来(竜神界と稲荷神界双方で働かれる神)がいらっしゃいます。
人間の眼を神格化してお祀りしている神社仏閣では、人格神の奥で、火竜神界か、竜神界か、稲荷神界のいずれかの神界の神霊がお祓い、浄化の御役についてお働きなさられているはずです」